蒲の穂。俳句での季語は夏。蒲の穂絮(ほわた)だと秋の季語。蒲鉾(カマボコ)の語源は昔は串に魚のすり身を付けて焼いたから。鰻の蒲焼(かばやき)にも「蒲」が付くのは昔、筒切りにした鰻を串に刺して焼いたから。「ふとん」も蒲団と書くのは昔、蒲の葉や茎を編んで敷物をつくったから。