1985年の日航ジャンボ機墜落事件は実に、謎(闇)に満ちた事件である。国が不都合な事実を隠蔽したらしいことが強く疑われている。神流川を源流まで遡ってゆくと、御巣鷹の尾根に辿り着く。この場所はもしかすると日本の歴史上、国家が犯した最も重大な犯罪の場所として語り継がれるかも知れない。
群馬県の山奥から流れる神流川という川がある。神流と書いて「かんな」と読む。なかなかの清流で、埼玉県と接する辺りで利根川に合流する。この川を訪れたことがことがあったのだが、後で調べていて驚いた。その源流部(水源地)こそは、あの日航機墜落現場(御巣鷹の尾根)にほぼ一致していたのだ。