登場人物全員が主役のチェスをめぐる物語。わたしはなぜか、釣崎が一番の主役に思えたな^^何かに没頭する人たちを描く物語が大好きなのに、読了後はいつも少しヘコんでしまう。わたしには何もないのに、どうしてあなたたちにはあるの?と架空の人物たちに妬いているのだ。物語ってふしぎだね。