早く治そうと思えば思うほど治りにくい。 これは経験から分かったこと。 この数十年、焦って良かった事は一度もない。 むしろ病状が悪化するだけだった。 それでも私の心は焦ってしまう。 本当は単純なことなのかもしれないのに。 人間は単純を複雑にする天才だからね。
昨日、自分の本棚をみて自分を知った。 というより自分という人間を分析できた。 私は好きな分野には徹底的にこだわる。 好きな分野から派生したものは全て興味対象。 もちろん、中心は揺らがない。 そして興味対象以外は驚くほどに無関心だ。 私という人間をよく表した本棚だった。
1週間があっという間に過ぎていく。 週末なんてまるでなかったみたい。 自分が何をしていたのかも曖昧だ。 それでも印象的で楽しいことは覚えている。 普通は嫌なことほど覚えているものなのに。 新しい挑戦が待っているからかな? 不安が少なくて楽しみが多いのはいいことだね。
真面目な性格は複雑なものだ。 少なくとも今の私にはそう。 じわじわと自分の身体と心を削っていくから。 「真面目と完璧」は過ぎるとストレスの素。 私だって好きで真面目なわけじゃない。 何倍も努力し慎重にならないと怖い。 ベストを尽くしてないと思われるようで…。
自分という人間を知る方法はたくさんある。 今日は「本棚を見る」を試す。 自分が悩んで選んだ本の数々。 それは私自身を反映している。 何が好きで、何が知りたいのか。 本の背表紙を眺めながらじっくり向き合おう。 私はどんな人間なのか。 本好きなことは間違いないけどね。