今週の病院庭園、すっかり新緑の季節を迎えていました。ここを訪れる機会は減ってしまったけど、いつ来てもホッとする。

今週の病院庭園ではツワブキが咲いていた。晩秋デスネ。そして花壇には冬春用のパンジーとストックが並んでた。次は１ヶ月後。選択は正しかったのだと、40年後に思いたい。ジブンノカラダはもう高額なクスリを必要としていない。後は犠牲にした部分を癒すだけ。完全再生までもう少しの道のり。

病院庭園ではコキアがちんまりと並んで赤く染まっていた。今日は治療継続か、経過観察移行かの選択肢をもらった。吉と出るか凶と出るかは分からない。薬のエビデンスもない。あるのは漠然とした不安だけ。正解は私の身体だけが知っている。でも私には分からない。私の願望と身体の望みは合ってるかな。

このところ、街中でキンモクセイの花が主張している。病院庭園でも。少しひんやりした空気に微かにその甘い香りを紛れ込ませ、庭園内に漂わせていた。昼頃の暖かい時間になるとますますその香りが溢れ出すだろう。病院に向かう途中、地面に椿の実が落ちていたので横を見ると、椿の実がはぜていた。

昨日病院前で勢力をのばしていたナス科の花。調べてみたら、どうも外来種で有毒のワルナスビみたい。「雑草」の名前って変わったものや、えっ、と思うものが多いけど、名付けた人の気持ちがこもっているんだろうな、良くも悪くも。植物はそんな事はおかまいなしに繁殖征服に勤しんでいるみたいだけど。

昨日は通院日。暑さが続いたせいか、庭園のケヤキの葉が半分以上茶色になっていた。紅葉じゃないよね。サクラの葉も半分以上落葉している。木々にとっても大変な季節だったのかな。それとも最近涼しくなってきたせいで、夏の疲れが出てきたのかしら。早目の冬眠を目指しているのか、自衛手段なのか。

病院庭園のコブシは赤い実を見せていた。病院からの帰り道、バスの中からハギの花が咲いてるのが見えた。暑い日が続くせいか、草木も色褪せて見えるけど、ひそかに秋は近づいている。秋はいつもそんな感じでこっそりとやってくる。気がつくのは、いつも急に日が暮れるのが早くなったと気付く頃だ。

今日は通院日。病院庭園ではあまり変化が見られなかったが、玄関寄りの植え込みで白い小花をつける輩が。これは、そう、きっと。この草を見るたびにあの超人気アニメの登場人物を連想してしまう、同じ名前だと思う。その名はイタドリ。この花も秋のしるしか。先週土曜日にはニラも咲き始めていたっけ。

最近は風の強い日が多くて、花粉症の身にはちょっとつらい。世間はすっかり若緑の季節に移り、目も気持ちも癒してくれる。病院庭園もすっかり緑色。藤棚のフジも咲き始めていた。クスの木は若葉と蕾をつけ、モミジは満開だ。目立たない花をつける樹木はだいたい葉が出る時に花も一緒に展開するのかな。

良い季節です。

今日は通院日。このところ寒い日が続くけど、ロウバイや水仙の花があちこちで咲いている。今ごろ咲く花は香りが良いものも多くて、咲く姿だけでなくその香りにも癒される。病院庭園でも水仙が咲き始めたみたい。もう少し寒さに耐えたら、花粉が春を連れてくる。鼻はもうその気配を感じてる。むずっ。

今日は通院日。風が吹いて寒いけど良い天気。病院庭園はすっかり冬枯れだけど、クスノキの下から覗くと光がきれい。空は青い。 冬はすぐ眠くなる。暖まっても、お腹がいっぱいになっても、バスや電車に揺られても。ヒトも冬眠する生物だったら、少なくとも一年の半分はもっと平和に暮らせたかな。

今日は天気が良いけど、けっこう風が吹いていて寒い。 病院庭園では白梅やクスノキの下のクリスマスローズが咲き始めていた。 梅は日光の量じゃなくて、温度で咲き時を知るのだろうか。　 そろそろヒヤシンスが欲しくなる今日この頃。 平穏な毎日に感謝。

この時期になると女郎蜘蛛がよく巣を張っている。今朝の病院庭園でも見かけた。朝のひんやりした空気の中で、水滴をつけたクモの巣が光っていた。鳥たちは賑やかにさえずり、大きなコニファーから飛び出してきた。黄色に染まった木の葉が青い空によく映える。そんな朝だった。

空が晴れて風が吹いて 木々が葉を揺らし 若緑が目に優しく 日に反射する 風は若葉をたなびかせ 空気は軽く 日は眩しく光らせる 過ぎ行く時がただ惜しい すでに風は熱気を含んで 夏の気配を漂わせる 道路脇に咲くタチアオイは 遠い記憶を呼び寄せる

このところ日に何度かにわか雨が降る事が続いたせいか、少し涼しい気がした。今日は通院日。病院庭園も少し暑さに疲れぎみだけど、セミだけが「我が世の夏」を謳歌している。庭園のコブシは見目麗しいけど、実がちょっとね。じんましんにやられた皮膚を連想するし、何故この形？と見るたびに疑問が。

病院庭園で見つけた木の実？を調べたところ、メタセコイアの実みたいだった。メタセコイアってちょっと不思議。針葉樹みたいな葉っぱだから常緑樹かと思いきや、晩秋にはその葉を落として立ち枯れみたいになってる。でも春にはちゃんと芽吹いて薄緑を纏い、枯れてないことを主張するんだよね。

今朝はかなり寒かった。霜が降りていたのか、来る途中に見かけた畑は白くなっていた。病院庭園にもその気配が。そして朝日に照らされて温まった地面から微かに水蒸気が上がり、もやっていた。この前までは色づいていた木々もほとんど葉を落としていた。 これから冬至までは少し淋しい時期が続いてく。

今日はとりさんが集団でお食事中。ムクドリさんでしょうか。

病院庭園の芝生の上はネジバナの季節。