多くの人は 自分の論だけで 世界を廻そうとする 論と言つても 単なる立場論で 下等なものさ 私はそんな世とは 一線を設けて なるべく 足踏み入れぬやうに したいんだ 逃避?現實からの? どうとでも。 〈憂き我をリスト化の折りに見失ひたゞ手こまねくほんに憂きよの くにを〉©都築郷士