子どもにとって、親を褒められるってどうなんだろう。 私は「あなたのお父さんには、ずいぶんお世話になってね」という話が、嬉しかったことがある。 「あなたのご両親は、町一番の親孝行だよ」と言われた息子夫婦、嬉しいと思っただろうか。 言葉から本心がのぞくことがある。
葬儀が終わって丸二日。なんだか全身が痛い。緊張と寝不足と、そして嫁として働くことの大変さを味わった。大好きな人達だけど、大事な人を亡くしたせいか、テンションが高かったり低かったり周りに配慮はできないみたい。しょうがない。たくさんの「感謝」という言葉をもらったけど、なぜか空虚だ。
昨日の23時11分、義父が天に帰りました。1月4日からの闘病生活。いろいろなことが思い出されるけど、誤解されたり、嫌われたりしていたとしても、死に迎られる一瞬で、私がどんな気持ちだったかはわかってもらえたと思う。最善のタイミングでしたお義父さん。肉体をぬいで軽やかに羽ばたいて。
亡くなった義父の葬儀のために滞っていた携帯の機種変更にいって驚いた。まさに私が出かけたその日からキャンペーンが始まっていて、万単位で色々な値引きをしてくれた。さらに震災の影響で携帯を変更する人のために手数料の3000円もいったん支払って戻ってくるらしい。お義父さんありがとうね。
地震の揺れが身体にしみついているのか、今もときどき揺れていないのに揺れを感じることがある。かとおもえば、実はそれが余震のときもあるので気が抜けない。そんな中での義父の葬儀は本当にキツかった。それでも肩の重しが一つとれたことは確実なのだ。次は相続の手続き、それが次の仕事になる。