すずらん

言いたいけれど、言いにくいこと。 言えない本音を書いてみる。

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最近の記事

居場所じゃない、と感じた時

誘われるままに 新しいこと、やってみた。 ここは私の場所じゃないかなあ〜 と、思った。 でも、貴重な経験。 やってよかった。 何か成功させる人は、 失敗からの立ち直りがすごい。 とことん真剣に向き合って なんとかしてしまう。 それだけのパワーは私にはないけれど 好きなことなら頑張れる。 頑張る、意識なく 続けて行ける。 そこが自分の居場所なんだと思う。 「あの場所」にいる人。 憧れるけど、私はそうはなれないし 羨んでも仕方ない。 他に出来ることはたくさんあ

    • 義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*~終了!

      4月最初の土曜日、 新幹線が開通していない郡山・仙台間を ローカル線で乗り継いで 三週間ぶりに帰って来た夫に送られて ハハは実家へと戻って行った。 (もちろんワタシも同行) 前の週、夫が帰ってこない週末を二人で過ごし 「S(夫)いつ来れるかしら」と何度も口にしたハハ。 「そろそろ帰りたい」んだと。 「ワタシが送って行きますよ。でも 今週は予定が忙しいので、土曜日にしましょう。」 「土曜日ね、うん、それでもいいんだ。」 その週は、実母も三か月ぶりに遊びに

      • 義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*11

        11-監視? 今朝。 起きて来たハハのコーディネートを見たら またもやワタシが昨日まで着ていた服とそっくりのチョイス。 ハイネックに、似たような手編みのベスト。 色や形はまったく同じじゃないけれど、 雰囲気が双子だっちゅうの! やだやだ。 即、二階へ行って着替えて来たわ。 わかっててやってるのか? それとも 無意識にワタシのコーデが刷り込まれてしまい、 意図せずそうなったのか。 (絶対、前者) 何度も書くけど、毎日毎日、あらゆることを いちいち真

        • 義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*1

          10-地震とお彼岸。 先週、大きな地震があった。 飛び起きて襖をあけ、ベッドに寝ているハハを抱いて 収まるのを待っていた。 東日本大震災を思わせる大きな揺れ・・・ 家が壊れるのでは、という不安に襲われながら 平静を装い、じっとしていた。 二度の大きな揺れが収まったあと、 「トイレに行く」とハハが動いた。 まもなく、「あらら~~~」と声がして 行ってみると、グラスに入れた消臭ビーズが床に散乱。 「そのままで。片付けますから。」と声をかけてから リビングの

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*9

          9-ワタシがツラい時、ハハは嬉しい 逆もまた然り。 これはもう、嫁姑の性なのかしら。 更新が無い時は、よほど忙しいか まあまあ平和に仲良くやっている、ということ。 そしてまた、何か起きたらココに書く。 つまり、鬱々とイライラの集大成がこのシリーズであって ワタシがいつもこんな風に 怒りながら、泣きながら、暮らしているわけではない。 …平和な時だってあるにはあるのよ。 この頃は特に、ハハもワタシも随分慣れて まあ、細々としたイライラの種は クスッと笑って

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*9

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*8

          8-終わりが見えた 今日、ハハを連れて出かけた先で 「仲良しですね。」と言われ、 後ろを向いて小さい声で 「・・・そうでもないですよ。」とモゴモゴと茶化して答えたら その場にいた別の友人、愛想笑いの後に ブログ読んでるよ、と小声で耳打ちしてきて、苦笑。 友よ!・・・ありがとう(笑) あれから更新がないので、どうしたかなと思ってくれていたらしい。 まさかあれっきり体調を崩して入院・・・?! なんてことにはならずに済んで、 あの日は、ちゃっかりランチにも

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*8

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*7

          7-子供のように 朝食後キッチンを片付けていたら、 めずらしくハハが横になっていた。 つい昨日も、ハハのために録画しておいたドラマ (宮尾登美子の”蔵”)の最終話を観ながら ワタシが寝ればハハも寝る、ワタシが起きれば即座に起きる、 また寝れば、そのうちハハも横になる・・・を繰り返して もうこれは、苛立つと言うより可笑しさがこみ上げていた。 けれど、ずいぶんうちでの暮らしになれたと思う。 以前は意地でも、ワタシが寝ないと横にならなかったハハ。 この頃は 「

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*7

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*6

          6-よくわかんないプライド ハハはああ見えて、相当な強情張りだと思う。 優しくて温和に見えるけれど、実は違うらしい。 ハハの姪のF美さんが 「あの強い人が」と何かにつけハハを表現するのを聞いて 最初は違和感があったけれど、 この頃はもう、何もかもが思い当たる。 午後から二人で出掛けて帰って来て、 「すずさんも休まい(休みなさい)、疲れたでしょうから。」 と言われた。 ・・・きっとハハが休みたいのだ。 ワタシはやりたいことがあるし、さほど疲れてもいないので 「ハイ。」と

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*6

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*5

          5-敵もさるもの 受け取るものがあって、友人と待ち合わせた。 彼女の姑が、ハハと同じ年。 夫の実家に一人で暮らしていることから 姑あるあるの話が尽きない、楽しい話し相手。 ・・・やっぱりね、同じ経験をした人は 受け止め方が違う。 いつも、ものすごーーく共感してもらい、同情してもらい、 慰められ、勇気づけられる。 彼女の都合で待ち合わせが15時と遅めだった。 「ちょっと出かけてきます。帰りは・・・・ 4時半すぎると思います」と告げると 「いいよ。」 ・

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*5

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*4

          4-見つからないように 表情が表に出る人、は素直なのだと思う。 でも、嫌なことはなるべく顔に出ないようにと心掛けている。 この頃のワタシは何かあると 自然な素振りでキッチンに歩き出しながら 裏でこっそり、思い切り 「べーーーーーっっっ!!!」という顔をする。 たまには、ハハの耳が遠いのを幸いに、 ちょっとだけブツブツ言うし(笑) ・・・バレてないとは思うけど。 だからハハとワタシの毎日は、 それなりに仲良くやっている風だと思う。 (ただ、ワタシの中に、いろんなウツウ

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*4

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*3

          3-心配性 昨シーズン、初めての冬同居は本当に大変だった。 お留守番が出来ないのだ。 ハハは、どこに行くにもついてきた。 ワタシが二階で縫い物の仕事をする時、でさえ。 いつものリビングでお茶でも飲みながら 嫁のいない時間をグウタラすればいいものを、 (ワタシだったら喜んでそうする)と思いながら 二階に連れて行って、暖房付けて、椅子を準備して・・・ 日課の10時と3時のコーヒータイムには 一階のキッチンから運んできて一緒に休憩を取らねばならなかった。 (仕事には締め切りがあ

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*3

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*2

          今朝も、雪が積もっていた。 車を出せるように、一人でもくもくと雪片付け。 「雪はき」などというなまっちょろい言葉は 私が生まれ育った雪国にはなかったが 現在住んでいるこの辺りは、言うてもそんなには降らないので そこまで大変なことはない。 湿った重たい雪を、雪かき用のプラスティックのスコップで 「こんにゃろ!こんにゃろ!」と心で叫びながら 何度も道端に押して行く。 けっして雪かきが大変なのではなく、 「心に溜まったもの」を吐き出す感じ。 (気楽に暮らしていたら、こんな掛け

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*2

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*1

          ハハ、91歳。 普段は、ここから車で二時間ほどの田舎の家に、一人で暮らしてる。 義父が亡くなって4年。 月に3~4回、夫と実家に通っていたが 去年の冬近くに突然、寝たり起きたりするのに激痛を伴うようになって ひと冬を我が家で一緒に過ごした。 春が近づくと自然によくなって、3月のお彼岸には帰って行ったが ・・・今年、冬同居の二年目。 昨シーズンのような体の不調はなかったけれど 雪深い田舎に一人で暮らすのも大変だろうと連れてきた。 前回に比べると、ハハもワタシ

          義母(ハハ)と嫁(ワタシ)の冬ごもり*1

          フィーリング

          人との好き嫌いはない方、と 自分でも思ってきたし、人にも言ってきた。 誰とも仲良くやれるけど、本当は、 この人好きだなあ〜って人と 「ううん…」と感じる人がいることには気付いてる。 気付いてるけど、人には言わない。

          フィーリング

          ああ言えばこう言う

          とある身内の話。 全てのことにおいて、面倒な方を選択してしまう人がいる。 おいおい、なんでその意味づけ? そっち行ったらこうなりますよ、と私は思うのに 彼女にはわからない。 逆に、くどくどと言い訳を添えて正当化しようとする挙げ句 どっちにしろリスクがある、悲劇のヒロインになっちゃうんだな。 思考のクセがそうなってるんだろう。 シンプルに受け止めれば良いものを 嫌なことから逃げたい意識、がそうさせるのか。 逃げてばかりじゃダメなのにね。 どうすればうまく行

          ああ言えばこう言う

          しあわせは感じるもの…

          これから一体どうなるんだろう? こんな世の中で 心配は尽きないというのに 私は今日も、しあわせで。 閉じこもっている自宅で、やりたいことはたくさんあって。 東京に住む別居の家族たちのことは 人が言うほど心配してない。 もともとそんな感じ。 あの震災の時だって 何とかなるさーと呑気に構えてた。 食べていけるだけの収入があって 精神的ストレスもなくて 気ままに暮らす私をそのまま描いたら 妬まれそう… だけどね、 しあわせは感じるものだから。 自分が

          しあわせは感じるもの…