君は素敵な人だった。 僕にとって君は憧れの人。 好きな人でも愛する人でもなかった。 君の”好きだよ”が僕の心に小さな傷をつけて サンドブラストされた硝子のように曇ってしまった。 そうやって君の本当の姿が見えなくなって、 君の声が聞こえなくなったんだ。