ものも言いようで角がたつ。で、視野角って何? 「カメラが撮影できる範囲を角度で表したもの。画角とも呼ばれる。人間の視界と同じ画角と言われている45°が標準レンズ。それより広い範囲が写る60°以上が広角レンズ。狭い範囲が写る30°以下が望遠レンズ」とのこと。なるほど。視野角は画角。
「光源から照らされている面を光の進行方向に垂直にしたときが最も明るく、面を傾けると暗くなる」「レンズにおいて軸外の点の像の明るさは視野角のコサインの四乗に比例して低下する」。「コサイン四乗」はよくわかりませんが、周辺が暗くなるのはなんとなくわかりました。ところで「視野角」って何?
コサイン四乗則とは? 「入射角と照度の関係を示すもの。照度は光源からある距離にある面に入射する光の入射角の余弦に比例して変化する。余弦とは直角でない一つの角に対する隣辺と斜辺との比。記号でcosAのように表わす」とのこと。なるほど・・・コサインなんて久しぶりだなぁ。元気にしてた?
コサイン四乗則とは? 「斜めに入る光は正面から入る光より長い距離を進んでくるのでシャッターを切る間にセンサーが受ける光は減少する。またレンズの形状から周辺では取り込む光が少なくなる。これはレンズの特性なので対策のしようがない」とのこと。これを何で「コサイン四乗則」というのだろう?
口径食とは? 「レンズを正面から見た場合と斜めから見た場合では、斜めに見た場合の方がレンズの向こう側が見える量が減る。つまりイメージセンサーの周辺に届く光の量は中心よりも少なくなる。これが、周辺減光が発生する原因」とのこと。・・・なんだかよくわからないけど、そういうものなのかな。
枯れた柳に秋風が、泣くよ今宵も夜もすがら、F値変えれば写真が変わる。「レンズ収差はF値を絞ることで改善。周辺減光が改善され写真の明るさが均一に。性能が最もよいレンズ中心部を通った光だけで写真を撮ることができる」というのが、風景写真をF8〜11で撮る理由・・・「周辺減光」って何だ?
「F値」から「収差」になって「周辺減光」で「回析」して今度は「分解能」を勉強中。「装置などで対象を測定または識別できる能力を『分解能』という。アナログ信号をどの程度の細かさでデジタル表現できるかを示す」とのこと。ふむふむ。アナログをどれぐらいデジタルにできるか。それが「分解能」。
松は枯れても根は枯れぬ、絞りはF8、心意気。夏季F8講習中。「周辺減光とは写真の周辺部(主に四隅)の明るさが暗くなること。F値を絞ると周辺減光が改善されて写真の明るさが均一になる」とのこと。「周辺光量落ち」とも言うらしい。なるほど。逆にF値を下げて周りを暗く撮影するのもありかも。