Pentax M42 Super Takumar 55mm F1.8 とGFX50SⅡ
GFX50SⅡにPentax M42 Super Takumar 55mm F1.8を付けてみました
Super Takumar 55mm F1.8を普段はフルサイズで使っていますが、中判デジタルFUJIFILM GFX50SⅡで使用したらどうなるか、マウントアダプター経由で使用してみました。
ちなみに、Lightroomでレトロ調に現像していますが、今回はベースのフィルムシュミレーションをノスタルジックネガに統一しています。
まず、一枚目はこちら
ポストに強い朝日が当たっていたのを撮影。Super Takumar 55mm F1.8 はGFXの場合、フルサイズ換算43mm相当になります。
若干広く感じますが、概ね標準の範囲内。特に違和感なく撮影できました。
画角はやや標準よりは広いものの、ボケ感は中望遠に近いものを感じます。
中判らしく、暗い部分にも十分な情報が残っています。
次はこちら
中判でフルサイズのレンズを使った場合、ケラレが発生することがあります。周辺減光は見られるものの、ケラレは無く、解像感にも問題は無く感じられます。むしろ、主題が引き立つため、このくらいの周辺減光は大歓迎です。
でも、GFXのシヤッターレスポンスはお世辞にも良いとは言えず、スナップに適しているかと言われると微妙な感じもします。
室内でボケ感を確認
次は室内で撮影してみました。今日の撮影は全て開放のF1.8です。
さすがのボケ感と立体感です。周辺減光もいい感じですね。
主題に没入させるような、さすがGFXの本領発揮という感じです。
ハッとさせる写りなのですが、その分、ピントも薄く、やや気を使います。
FUJIFILMのフィルムシュミレーションはアンダー目の方が自分好みに写るものが多い気がします。
ベビーカーにピントを合わせています。その後ろは十分なボケが見られ主題が引き立っています。あと、自分は基本的にnoteの場合ノートリミングですが、GFXの場合は4:3になります。フルサイズやaps-cの2:3は縦にした場合、少々長く感じるので、GFXの比率はとても気持ち良いです。
GFXは風景写真用で、スナップに使うことはまれですが、このボケ感ならたまには使おうかなとも思えます。
GFXをスナップに使ってみて
スナップでも、絵の力は十分なGFXですが、やはりずっと使っていくと重さを感じます。また、シャッターレスポンスも快適とは言えないと思います。
なので、シャッターチャンスを探しながら撮影してくスタイルには適さないかもしれません。(撮影する場所やタイミングが決まっている場合は力を発揮するかもしれませんが)
帰りに、ポケットに入っていたGRⅢで、スナップしたのですがとても軽く感じられました。
みなさんは、どちらのスタイルがお好みでしょうか。