調べてみると、この「美女と野獣」はフランスの原作小説がかなりな長編で、アメリカ版は短い代わりに説教くさいんだが、80年代後半、日本のテレビアニメ「(新)グリム名作劇場」のなかで「夏の庭と冬の庭の話」の各話タイトルでアニメ化される。1話にまとまったのは童話として定着していたからだね
で、「全修。」第4話の元ネタは 「新グリム名作劇場 第3話 夏の庭と冬の庭の話」 原題:グリム童話(KHM68-a) 原作:ヴィルヌーヴ(フランス版) 翻案:ボーモン(アメリカ版) 原案:ディズニーアニメ映画「美女と野獣(1991 アメリカ)」 の1秒でした、わかるかい!
俗説には「ドイツのグリム童話が元となり『美女と野獣』がフランスで小説化され、アメリカに渡り改変された」とあるが、最近の研究では語り手のマリーおばさんが、フランスの教養ある富裕層の出身だったため、意外なことに「美女と野獣」は、フランス文学からグリム童話に紛れ込んだというのが真相
バラと星空とダンス といえば「美女と野獣」が90年代の定番だった、もちろん幾度となくコすられたネタで、派生系やら虹もふまえると数えきれない少女向けお約束ストーリなので、60年代日本版アニメ映画、平成の劇団四季や宝塚歌劇、高島屋がオリジナルと思う人もいるだろ、すでに日本文化だよね
日本での童話としての定着は、近年、実写版の映画「美女と野獣」が公開されたとき現れる、ファンタジーっぽくないと不評だった、アメリカの原作偏重主義はやりすぎた、子供の夢を叩き潰してまでやることかね、原作どおりつくればいいわけがない、なにより映画は楽しいものだとわたしは思う、アニメもね