学生の頃、特急白山の予約席に行くと、すでに隣に素敵な女性が座っていた。チョット面食らって胸がドキドキ鳴る。落ち着かせるためなのか、すぐに新聞を読み始めた。しばらくすると疲れていたせいか、いつの間のか眠っていた。目が覚めると私の頭は、彼女の肩にあった。どう目を覚ますかが問題だった。