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『悪い娘の悪戯』マリオ・バルガス=リョサ (著), 八重樫 克彦, 八重樫由貴子(翻訳) 買ってほぼ10年間積んであったのを、今、ようやく読めるようになった。主人公最終章あたりの年齢に僕もなったからかもしれない。老いて肉体が衰え、そして愛だけが残るのである。

1か月前

やっと読み終えた。楽園への道

「鬼畜米英」論考。日本の先の大戦、敗戦を挟んでの日本人の米国に対する180度価値観転換を、本論では日本人側ではなく「アングロサクソンの帝国・米英」の特質側から考える=世界文学傑作『ケルト人の夢』『イギリス人の患者』から、植民地支配と戦争におけるイギリス的振る舞いを考察。

[新型肺炎/外交]ペルー人ノーベル文学賞作家が新型コロナウイルス禍を「中国が独裁でなければ起こらなかった」

週刊中国ニュースクリップ(2020/3/15-21)

¥300

中公文庫/マリオ・バルガス=リョサ/西村英一郎=訳『ドン・リゴベルトの手帖』 バルガス=リョサはエロを追求しても完璧な小説を書ける。対位法で喩えられる構造や異なる時間を交える文体は本作品でも生きている。アルフォンソとルクレシアの淫靡な関わり。リゴベルトの偏執的な空想。実に艶やか。

『ケルト人の夢』 マリオ・バルガス=リョサ (著)を読んだ。その前に読んだ『きらめく共和国』 について、読書師匠しむちょんが「熱帯のジャングルと向こう岸まで4キロの茶色い川に沿った町で、なんだかペルーのイキトスを想像するとぴったりな感じ」と。そのイキトス、『ケルト人の夢』に出てきます。偶然奇遇。