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『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』 尾形真理子 (著)  読みやすいおしゃれ恋愛小説か、というと、実は企みに満ちている。そして、2008年の東京の空気が、生活が、なんか本当にきっちりと文章で保存されていることに、感動してしまいました。

『哀れなるものたち』アラスター グレイ (著), 高橋 和久 (翻訳)  映画は原作小説全体の三分の一のみ。原作の、映画で扱っていない部分について主に紹介、感想を書いた。ネタバレ満載。「抱きしめることと戦争を防ぐこと」を自分の責任として考え生きた主人公後半生について。

トランプ&石破記者会見を観た後のもやもやから、ここ最近の国内外ニュース、世界と日本のあれこれについて書いていたら超長くなってしまった。

『善と悪のパラドックス ーヒトの進化と〈自己家畜化〉の歴史』 リチャード・ランガム (著), 依田卓巳 (訳) 暴力的リーダーを、ちょいと弱い男たちが共謀して処刑してきたことで、人類は「平和的でもあるが戦争もやっちゃう」種に進化してきたのだと。トランプ2.0スタート時期に読んで考えたこと。

『フランケンシュタイン 』(光文社古典新訳文庫) シェリー (著), 小林 章夫 (訳)を、小説『哀れなるものたち』を読むための準備体操として読んだらば、これがなかなかいろいろ奥深かった、という話。

去年のアカデミー賞主演女優賞(エマ・ストーン)、美術賞、衣装デザイン賞の「哀れなるものたち」(原題Poor Things)を、アマプラ配信でいまさらながら観た。観ての感想文。

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