人間の情緒性を軽視する思想は破綻する。 典型的なのはマルクス主義による経済社会の失敗や、科学合理性を偏重する西欧文明の経済的低迷だ。 脳科学の研究でも人間が情報を得る際の最初のファクトは感情であると既に証明されている。 日本精神の真髄は人間の情緒性を徹底的に追求する姿勢だ。
現代の日本に蔓延する安定志向。 その背景には日本経済の低迷を始め、日本の先行きが不透明で希望を持てない若者が増加している事が主たる要因だ。 前提として人生に於いて精神的に安定する事は極めて断続的であり、難しいバイオリズムの中で相対的な妥協点を見出す事が一番現実的な姿勢である。
劣悪な商品は購入しない方が社会貢献に繋がる理論と同じで、劣悪な労働環境は積極的に放棄した方が結果的にブラック企業が減少する。 従業員の立場はどうしても弱くなりがちなので、日本はもう少し雇用の流動性を高めて日本人の持つ仕事観をアップデートすべきだ。 仕事の為に死ぬのは本末転倒。
肉体労働に依存する職種は経済的合理性が低く、生涯年収も低い傾向がある。 なるべく精神性を活かすビジネスモデルを構築する鳥をしつつ、必要に応じて即金性の高い肉体労働を選択する事が合理的だ。 具体的には肉体が衰えても仕事の質が変化しない仕事であり、それは人間の性格的な魅力である。
売れるコンテンツの特徴。 それはクリエイターの思想が色濃く介在している作品である。 別の言葉で言い換えれば作家の持つ明確なメッセージ性であり、これが作品に於ける命。 人間が作品を通して感じる情緒性に刺さるコンテンツを創る為には何よりも人間の精神性について深く学ぶ必要がある。
搾取する人間からは逃げる。 典型的なのは乞食で、他人から搾取する事で生きるビジネスモデルを実践している人間である。 その様な人間はギブアンドテイクの精神が破綻しているので、どれだけ投資をしてもトータルで必ずマイナスとなるので不幸になる。 ホームレスやニートの様な人種に多い。
政治家は政策でなく人格で選ぶ。 政策を掲げて選挙をする事は政治的には単に末端の議論でしかなく、最終的には政治家が人間として優れた思想を持っているかどうかが一番大切。 プラトンの哲人政治にも通じる発想だが国政は必ず予測不能の事態が発生する。 その際に役立つのは権力者の思想だ。
学問に向いている人間の特徴。 それは新しい知識を得た際に世界に対する自分の価値観が一変してしまう現象がある。 千葉雅也氏は勉強の哲学でその現象を変身と比喩しておりこの現象を快感に感じる人間は勉強をする才能があると説く。 逆にこの変身の感覚を不快に感じる人間は勉強しても無駄。
努力を美徳とする風潮は危険。 前提として努力が好きな人間を否定する意図は無い。 つまり努力が向かない人間に対して同じ思想を押し付ける風潮が暴力的である事が言いたい。 身も蓋も無い話をすれば個人の努力が身を結ぶ人は僅かであり実際に7割近い要素が運に作用されるという統計もある。
お金を稼ぐ事より大切な事。 それは適度に承認欲求を満たせる精神的な拠り所となる存在を常に確保する事だ。 お金を稼ぐ事で発生するダメージを受けて不健康になるよりも社会保障制度を活用して最低限の経済的余裕を確保し、健康的な生活を獲得する方がマクロな視点に於いても日本の国益となる。
マニフェスト政治の大罪。 政策のみに限って政治家を選ぶ風潮がある今の日本政治は非常に危険であり、日本古来の精神と相反する人工的な発想だ。 政策的な内容は末端的な概念であり、現実的に国際政治の舞台では予測不可能な事象が発生する。 その際に一番信用できるのは権力者の持つ思想だ。
幸福は身近に存在する。 幸福を求めるという発想自体が根本的に誤りであり等身大の自分を大切にする事が何よりも大切だ。 安定した経済力も確かに大切だが、経済性は人間の欲望を過剰に増幅させるリスクがあるので、取り扱いに対しては慎重になるべきだ。 些細な事で楽しめる感受性を鍛える。
無知は搾取される運命。 教養を学ぶという事は世界の本質を学ぶ事であり世界の本質を掴めない人間は誤った方向に人生を消費して不幸になる。 無教養の人間は自分が不幸である事すら気が付かないのでよりタチが悪い。 自分の人生の選択肢を増やし、自分の信じる道を進む事が倫理的な生き方だ。
社会の分断が加速している原因。 急速な情報産業の発展による社会の合理化や経済のモジュール化が加速しているからだ。 要するに個人単位で経済的な自立が可能になりつつあるので、不用意に他者と干渉する必要が無くなったからだ。 ダイバーシティやインクルージョンを阻害する大きな要因だ。
他者貢献をする事が決して枯れない泉。 人間の行動の本質はエゴイズムだが、それでも他人の為に行動する意識はまさに武士道の精神であり、恩を与えられたら恩に報いる事が極めて倫理的な生き方である。 現代人は個人に意識が向き過ぎており、他人の為に情熱を燃やす日本人の精神が喪失している。
学問に於いて最強の実学は数学。 高校レベルの数学は必須であり特に確率と統計のセンスを磨く事が大切。 数学的センスはあらゆる実学のベースとなる学問であり、ビジネスに役立つ心理学や経済学、統計学も原点は数学だ。 且つ文学に触れて人間の情緒性を学び、高度な倫理観を身に付けるべき。
ニート思想の危険性。 ニートの根本には究極的な利己主義の存在があり公に対する意識が完全に欠落している。 この様な人種が増加するとモラルハザードを犯す人間が増加するので、それに比例して当然犯罪率も上昇して社会の秩序が崩壊する。 打破する為には今こそ保守思想の復活を求めるべき。
ニートの流儀。 ニートとして生きる場合は孤独と向き合う覚悟が必要。 先進国で生活する分には生活保護的な社会保障が充実しているので、単に生き伸びる為だけであればリスクは少ない。 その代わりに社会的信用や経済的ダイナミクスの恩恵を受けられないので、精神的な成長の機会が損失する。
好きな事を仕事にすべき理由。 お金に関係無く純粋に好きである事は最強のモチベーションであり、ある程度の継続力はビジネスの鉄則だからだ。 経済学の本質は付加価値の等価交換なので自分が好きな事をした結果を誰かしらが価値を感じてもらえる様に上手くデザインできればビジネスは成立する。
常識の土台に乗らない生き方。 常識を重用する事は大切だが、常識は時として息苦しさを生む元凶となる。 ある程度の常識は踏まえつつも基本的に自由な生き方を実践する事が、人生の息苦しさを適度に回避する事に繋がる。 倫理を実践する生き方は精神的な負荷が高いので適度に楽をして生きる。
物質的豊かさと精神的豊かさのバランス。 理想は両方手に入れる事だが、状況次第では片方に偏る危険性を孕んでいる。 物質に固執すると拝金主義的になり他人からの信用を失う。 精神性の向上だけに固執するとカルト的な方面に行くので現実的な発想が欠落して社会生活から乖離する方向へ行く。
日本人が政治に関心が無い理由。 一番大きい理由としては投票率の低さはそれだけ日本が平和な環境である事の証明である。 平和である事は濃厚な文化を醸成させる為に必要な事なので素晴らしい事だが、平和を実現させる為には多大なる努力を払わなければならない事を日本人はもっと意識すべきだ。
民間の経営者が国政に向かない理由。 一個人の経営者にはマクロ経済学の発想が著しく欠落している事が多いからである。 民間と公職ではそれぞれリアリティが異なっており、その独特な違いを全く理解していない人間が多過ぎる。 具体的には民間の経営では即効性のある処方箋を求めがちである。
自分を否定する人間からは逃げる。 逃避というのは甘えでは無く立派な生存戦略であり日本人は基本的に真面目な人間が多いので苦しくても耐える人が多い。 必ず世界には自分の感覚がフィットする人間関係や環境が存在するのでそこに辿り着くまで決して希望を捨てずに試行錯誤を繰り返す事が大切。
税金の本質。 マクロ経済学的に税金の役割はインフレとデフレの調整弁であり、税金が政府の財源だという主張は半分本当で半分嘘である。 世界で浸透しつつあるダイナミックプライシングの思想も絡んでおり、増税や減税によって国民の消費行動をコントロールして社会生活を改善させる目的もある。
貧困が社会不安になる理由。 経済的に余裕が無いと人間は極端なイデオロギーに走る傾向があるからだ。 歴史的にはドイツでナチスが台頭し、第二次世界大戦が勃発した例が有名である。 貧困層に対する確実な社会保障を提供する事が政治の使命であり、且つ国を健全な方向に導く為の方法である。
ファッションが人権である理由。 服装を統一する発想は元々軍隊の思想から始まっており個性意識を殺す事で全体主義を潜在下に植え付けるのが目的だ。 精神的な自由は即ち基本的人権の大原則であり、ファッションは自分自身の社会的な表現へと繋がるのでこれを制限される事は精神への介入行為だ。
アンチが沸く社会的構造。 思想を持つ人間はその濃さに比例して必ずアンチも増加するが本質はそこでは無い。 アンチの本質はルサンチマンであり、自分より優れている人間に対する嫉妬心をバネにしてより自分を高めようとする発想が欠落している精神的に未熟な人間だ。 匿名性はアンチの温床。
自己肯定感の低い人間はエゴイストになる。 正確には自己防衛的な発想に追い詰められる傾向が強いので結果的に利己的な思想に偏るリスクが高い。 公的な意識を持つ事や健全な信頼関係を考える事が困難になるので人間関係トラブルを抱えるリスクも高まる。 結果的に社会性が欠落して孤立する。
国民国家の限界。 国家というファンタジーを信頼する事である程度人間がまとまって秩序を形成できていた時代は徐々に終焉に向かっている。 一番の原因は主にブロードバンド通信の普及による社会的な情報格差の解消であり、国民国家を醸成する役割を担っていた教育機関が機能不全に陥りつつある。
マニュアル思考が日本国を破壊する。 マニュアル的な発想は極めて人工的なルールであり、この思想が蔓延すると緊急的な状況に対応できる日本人が消滅する。 典型的なのは現在の永田町を筆頭とする公務員の劣化であり、民間企業でもタスクベース的な発想が増加して日本的な経営が破壊されている。
キャリアデザインの本質。 結論から言えば自分の強みを最大化させる環境に自分の居場所を確保する事だ。 世界は基本的に理不尽で解決できない社会問題は山の様に存在する。 混沌とした社会であれば、弱みを克服するよりもマクロ的な視点から見れば強みを磨いて経済性を獲得する方が合理的だ。
モテる人間は破滅する。 何も努力せずに勝手にモテるタイプの人間はある程度年齢を重ねても永遠にモテると思い込む傾向が強くなるので、恋愛的なノイローゼに罹患するリスクが高くなる。 逆にモテない人間はモテる為の努力をするキッカケを得るので結果的に魅力的な人間に成長する可能性が高い。
エビデンス思考を放棄する。 アナロジー思考に於いて型にハマった発想はタブーであり、枠に囚われない自由な考え方をする事が創造性を高める上で一番大切な姿勢だ。 そしてある程度アイデアが出て実際にビジネスモデルに落とし込む際に、ロジカルシンキングで合理性を高めていく事が大切である。
合理主義者の特徴。 基本的に全ての概念や現象について理由が伴わなければ理解ができず、無意味な事に価値を見出す感受性が無い。 思考パターンがかなりシステマチックであり、他人とコミュニケーションを取る事が苦手。 理系や科学、工学系の人間に多く、人間の情緒性に対する理解が乏しい。
頭の良い人間の特徴。 ロジカルな話し方をする人間。 理路整然としながら自分の主張に対して必ず根拠を提示する傾向がある。 だが論理的な口調は精神的に刺々しい印象を与えるリスクがあるので、状況によっては柔和な口調に切り替える必要がある。 人間の情緒性を理解しなければならない。
ネットだけの人間関係は虚構である。 近年問題化している社会の分断の要因の一つに、浅い人間関係のみで済ませるタイプの人間が増加している点がある。 主な理由はネットの普及により生活に於いて良くも悪くも人生に対する発想が多様化している事が関係している。 生きる選択肢がありすぎる。
公務員の本質。 それはプライバシーを全て犠牲にして、全ての日本国民の幸福の為に尽力する事だ。 公務員の中でも究極的な職種が自衛官であり、自分の命を懸けて職責を遂行する性質がある。 公務員は資本主義的な発想から脱却しなければならない。 公務員に対する処遇改善が最優先課題だ。
保守思想の真髄は人間の精神性だ。 それは日本の長い伝統文化や歴史、そこから醸成されてきた深淵たる日本精神である。 つまり保守思想を否定する事は人間の本質を否定する事であり知性という人間の傲慢さを理解できていないのがリベラルである。 左派思想は人間性自体を否定する性質がある。
成功する為の黄金法則。 それは熱い情熱と冷たい客観性をバランス良く活用して努力する事。 情熱が無ければ周囲に人間は集まらないし、合理的な客観性が欠けていればどれだけ努力をしても成果は出ない。 数学を学んで合理性と客観性を獲得し文学を学んで人間の情緒性に対する感受性を鍛える。
欧米的経営主義が日本国を破壊する。 端的に言えばハイエクの流れを汲む自由市場経済体制であり、経済的に強い人間が正義である思想だ。 その影響で日本でも株主至上主義や公的機関の民営化が加速している。 日本精神の真髄は経済性よりも倫理性であり昔はモラルの高い日本人が沢山存在した。
ミーハーに生産性が無い理由。 それは流行に感化される事で擬似的な社会的承認欲求を感じ虚構の快楽を感じる事に甘んじているから。 これからの時代は協調性を破壊し、自分の価値観や個性、ユニーク性を最大限に発揮して経済性を獲得する時代なので基本的には他人と同じ意識を持つ事はタブーだ。
二次メディアは信用しない。 特に日本の地上波は大半が左派系のマスコミに占拠されているので歪んだ情報が垂れ流されている状態。 現在はインターネット、特にYouTube等で本人が直接一次メディアで情報発信している事が増えてきているのでなるべくニュートラルな情報に触れる意識を持つ。
頭の良さと収入は比例しない。 倫理性を軽視したビジネスをしている人間は今後徐々に淘汰され最終的には性格の良い人間だけがお金を稼げる時代に突入する。 その背景にはネットの普及による情報の透明性に伴う急速な倫理意識の高まりにより、反社会的な人間が社会的に淘汰される傾向にあるから。
人格を磨く事が最強の生存戦略だ。 生成AIが普及すれば世の中に存在するあらゆるコンテンツは自動的に生成される。 ビジネスに於ける最終的な差別化要素は人間のパーソナリティであり、これに魅力が無い人間は必ず収入が低下して職を失う運命にある。 魅力的な人格を形成する努力が大切だ。
教養を学ぶ理由。 自分とは違うリアリティを抱く人間とコミュニケーションを行う為だ。 急速なグローバリゼーションが進み、日本人も国際人として生きていく必要がある現代では様々な異文化を持つ人間と関わらなければ、経済的にも発展しない時代である。 故に現代人は教養を学ぶ必要がある。
職人気質のクリエイターは淘汰される。 誰もが自分の情報発信をする事がスタンダードの時代となり、メディアに露出しないクリエイターは売れなくなる。 背景には生成AIによるコンテンツ生成の自動化でコンテンツの最終的な差別化要素はクリエイターのパーソナリティと情緒性に終着するからだ。
軍事に対する誤解が日本人に多い理由。 それは日本の大学で軍事学の講座が殆ど存在しないから。 特に日本国を牽引する政治リーダーや外交官に軍事学の教養が無いので国際社会で対等な外交にならない。 軍事学は戦争の本質を学び、戦争を避ける為にはどうすべきかを考える為の基盤となる学問。
犯罪の本質は経済格差による貧困層の拡大であり、貧困層に対する社会保障政策を実行しなければ秩序は崩壊する。 経済的低迷が社会不安の大きな要因となって戦争に発展するのは歴史が何度も証明している。 失業してリスキリングが困難な人種も存在するのでベーシックインカムの導入を検討すべき。
戦争の残虐性を忘れない為に靖国神社や原爆ドーム、平和記念公園の存在は必要不可欠である。 田中角栄氏が日本から戦争体験者が居なくなると日本は本質的な国家の危機に突入すると説いており、人類のエゴイズムが存在する限り戦争は必ず起きるという冷酷な現実を日本国民はもっと自覚すべきである。