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ピーター・S・ビーグル『最後のユニコーン 旅立ちのスーズ』、キャサリン・アーデン『魔女の冬』、鈴森琴『騎士団長アルスルと翼の王』、村山早紀『さやかに星はきらめき』…紙魚の手帖vol.15(2024年2月号)書評 三村美衣[ファンタジイ]その2

ありがたや、冬の王三部作が完結 読書感想文

『塔の少女』(キャサリン・アーデン著、金原瑞人、野沢佳織訳、東京創元社、2023)を読みすすめてます。続編『魔女の冬』も無事に出版され、つまり三部作が全部刊行されたわけで(それもわずか1年で)、別のシリーズにおいて続編未訳で歯噛みしたことのある身としては、大変ありがたいことです。