僕は是枝さんのフランス映画が頭にあったがストーリーをよく覚えていなかった。女優の人生が娘の視点で描かれていたと思うのだが、女優である事実がこれから僕が書きたい物語の本質である気がしたので、どんな嘘をつくのか気に掛かっていた。しかし、どうすれば恋の話になるのか全く思いつかなかった。