サカキシンイチロウ

いつも明るく陽気でホガラカを心がけてもう60年。いつも明るく陽気でホガラカ!

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どんなときでもほがらかでいるためのホガラカなヒント、ときに毒

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マガジン

  • 飲食店を好きであり続けたいから

    外食産業はかつて憧れに満ちた産業でした。 日本において最大の雇用産業。日常的なレジャー産業でもあり、働く人もお客さまも期待と憧れをもって飲食店に接していた。 最近、外食産業が輝きをなくし、働いていくれる人が集まらず、お客さまからもお焦れられる産業ではなくなりはじめた。どうしてなんだろう。どうすればいいんだろう。…、とそんなことを考えてみるマガジンです。

  • おいしい食べ物、たのしい食べ方

    おいしく食べてやろう。 たのしんでやろうと思うと、いつもの料理、いつものお店も違ってみえる。 飲食店を嫌いになるのはもったいない。

  • 食べるト楽しむ

    ホガラカな視点で食べるということを考えてみる。 ホガラカな視点でたのしむということを考えてみたら、こんなたのしいコンテンツになりました。 例えば「食べログ」のたのしみ方。例えば「おしゃれにプライバシーをたのしむことができるお店」の選び方。ときにちょっと毒を吐くかもしれません(笑)。

  • オモイデ

  • ホガラカの実際

    ゲイって一体どんな人たちなんだろう…。 ゲイの生活。ゲイの本質。マーケットしてのゲイってどんなものなんだろう…。 ゲイの実際をいろんな角度から考えてみます。

最近の記事

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なぜだろう、なぜかしら

なぜ? 子供たちはなにかにつけて「なぜ?」と言います。 うんざりするほど「なぜ?」「どうして?」をくりかえしながらさまざまなものを学んでいく。 「なぜ」の答えをひとつ知るごとに大人になって、いつのまにか「なぜ」と思うことをやめてしまう。 好奇心のかたまりが常識のかたまりになってしまうことで、つまらない大人として歳をとってく。 「なぜ?」って思い続ければいつまでも若くいられるんじゃないかなぁ…、って60過ぎてしみじみ思う。 そういえば「ほがらかなポータル」は「なぜと答え」

    • マクドナルドのお勉強①

      先日、マクドナルドでダブルチーズバーガーを買う人は価格に鷹揚なよい消費者、チーズバーガーのおたのむ人は安い選択肢を探す消費者…、というような内容の論文をみた。 そこそこ人気の経済評論家の戯言で、消費者の選別が事業を成功させる鍵という持論を、マクドナルドという誰にもわかる例を引き合いにして披瀝したのに違いなく、ただこの人は「人が消費すること」の深淵にして複雑な世界に真摯に向かい合ったことがあるのだろうか…、と思った。 マクドナルドはダブルチーズバーガーを売りたくってしょうがな

      • 秋の名残りと冬のはじまり、雅味近どう

        岐阜に来ました。ひさしぶりに雅味近どう。前回来たときは鮎の季節で、それからなんと半年経った。秋の名残りと冬のはじまりを感じる季節にそういう料理を今日はたのしむ。 まず前菜。 ごま豆腐にトマトの出汁漬け、柿の器に柿の白和え。 だし巻き玉子に真鯛の小袖寿司。 イワシの甘露煮、鯛の肝。 どれも滋養に満ちた味わい。特にイワシのホロッとほぐれてとろける感じにウットリします。 続いて松茸の土瓶蒸し。 秋の名残りのゴチソウで車海老まで仕込まれていた。香り豊かでシャキシャキとした食感軽快

        • ベイクドポテトの思い出

          CHACO あめみやのハンバーグを食べながら父のことを思い出した。 ベイクドポテトを食べるにあたって一家言がある人で、一緒に食べるときには父の流儀で食べないとすぐにご機嫌ななめになった。 皮も一緒に食べなくちゃいけないんです。 ナイフで切ってフォークで食べる。 スプーンで掘るようにして食べるのは邪道だというし、潰してしまったらマッシュポテトじゃないかともいう。 たしかにそう言われればその通り。 ステーキがただおいしい店は肉屋も同然。 ベークドポテトがおいしくてはじめてステー

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        • 今日のイベントご参加いただいたみなさまに

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        • 月命日の夜、料理を作る

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        • オレさまなハラカド。新宿で夕食

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        • うつくしき富士山とシウマイ

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        メンバー特典記事

          毎日更新。よりホガラカにがんばります!

          2022年11月1日からはじめたメンバーサロンが、今日で一ヶ月となりました。 はじめたときには、毎日更新するのはむつかしいだろうなぁと思っていました。 なにしろひとりですることで、Facebookやブログは今まで通り更新しようと思っていたから…。 ところが実際、はじめてみると書きたいことが次々、思い浮かんで毎日、無事に更新。 メンバーの方々からの応援も励みになったこと、心から感謝いたします。 ありがとうございます。 ゲイとゲイカルチャーに関心を持つ人たちのためにと思ってはじ

          毎日更新。よりホガラカにがんばります!

          再生

          ユニークなお客様、ユニークなお買い物の持つヒントを大切に…、という講演

          ユニークなお客様、ユニークなお買い物の持つヒントを大切に…、という講演

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          ホガラカにごあいさつ!

          ボクはゲイです。 1960年生まれ。 還暦過ぎのシニアゲイ。 ずっと外食産業の経営コンサルタントとして生きてきました。 スーツを着てネ。 父の興したコンサルティング会社を共に業界一の規模に育て、継承しました。 つまりゲイの経営者。 ただ父が残した大きな負債に耐えられず会社は倒産。 ゲイの破産者に転落します。 50歳のちょっと手前の出来事でした。 その日、食べることに苦労しながらも30半ばからつきあっていたパートナーと一緒にがんばり、仕事も生活もなんとか軌道にのりました。

          ホガラカにごあいさつ!

        記事

          レンガ積みの窯で焼くハンバーグ

          ひさしぶりにおいしいハンバーグを食べてやろうと、千駄ヶ谷。 「CHACOあめみや」にやってくる。 煉瓦の壁を右手にながめ地下に降りると入り口脇に石を積み上げ築いた暖炉。中に炭が熾ってて上に網を置き肉を焼く。 肉が焼けるにしたがって空気が煙る。おいしい匂いにお腹がなります。 注文するとすかさずサラダがやってくる。 霜が降るまで冷やされたガラスのボウルにレタスにトマト、スライスオニオン。どれも見事に状態がよく、ソースポットにサウンザンアイランドドレッシングにフレンチドレッシ

          レンガ積みの窯で焼くハンバーグ

          たよりにならないものをたよりにする不幸

          銀座に「瑠之亜珈琲」というお店がありました。 ルノアールが開発した新業態で、それで「ルノアコーヒー」。 ルノアールの主要顧客は男性サラリーマン。 彼らの休憩の場であったり打ち合わせの場所として重宝されていたのだけれど、女性にもアピールしないと生き残れないかもしれないと思って開発されたのでしょう。 ルノアールが喫茶店的であるとするならば、瑠之亜珈琲はカフェ寄りコンセプト。 お店の雰囲気もモダンでちょっとフェミニンで、メニューもルノアールとは一線を画したオシャレ路線をとっていた。

          たよりにならないものをたよりにする不幸

          ふっくら玉子が主役の雑煮

          先日、お雑煮の話をメンバーサロンで書いたら「上野のみはしのお雑煮がおいしいですよ」とブログにコメントを頂戴しました。 打ち合わせの合間にちょっと時間があって、行ってみるかとやってきてみた。 ご婦人方で店はにぎやか。多くの人があんみつ、みつまめ、お汁粉と甘味を食べていらっしゃる。 中にはおでんをおかずに赤飯を食べる人もいたりして、あぁ、あのおでんもおいしそう…、って思いながらも初心貫徹、雑煮をたのむ。 朱塗りのお椀。 蓋がちょっとずらされていて、すでにおいしい出汁の香りが

          ふっくら玉子が主役の雑煮

          口の中でリゾットになっていくオムライス

          交通会館の3階にはじめて来てみる。 有楽町の駅前にあるかつて開店レストランがあったランドマーク的なる老舗ビル。地下に手軽でおいしいお店がたくさんあって、地下には何度も来ているのだけど3階まで上がってくるのははじめてのこと。 「喫茶ジュン」ってお店の「びっくりオムライス」はびっくりするほどたのしくっておいしいよ…、って教えてもらってやってきたみた。 ちなみに「Jun」じゃなくて「June」なのネ。だからジューンと呼びたくなるところだけどここはジュン。 目の前がテラスというの

          口の中でリゾットになっていくオムライス

          木蘭の夜

          「木蘭」で夜。 思い出深いお店です。タナカくんとよくきたお店。店の造りは古ぼけていて、どこかスナックみたいな感じさえある。 けれど料理は丁寧。しっかりしていて上品ですらあるのにいつも感心してた。 ボトルキープは縛られるような感じで好きじゃない…、といってた彼がこの店には紹興酒をキープしていた。 それほど好きな店だった。 だから逝ってからしばらく間はくるのが怖くて来なかった。 いろんなことを思い出すから辛くてネ。 でも最近は気持ちがかなり落ち着いて、いい思い出に浸りに来てる

          三島由紀夫とジャニー喜多川

          日本を代表する文化系同性愛者のふたりの共通点を今日は話してみようと思う。 ふたりともカミングアウトしていたわけじゃない。 ただ生前から、そうであるに違いないと噂され、その噂に動じることなく己を貫き、死後、その性癖が第三者によって暴露される今に至るという共通点。 思いを馳せればまるでふたりは時代とジャンルをこえて同じプログラムを生きたんじゃないかと思うほどに似ている。 興味深くてしょうがない。 はじまりと終わりの共通点

          三島由紀夫とジャニー喜多川

          今年のブリスバーはちょっとスペシャル

          仕事の合間にスターバックス。 そろそろ季節の「あれ」があるんじゃないかと思ってきました。 クランベリーブリスバー。 毎年、クリスマスが近づくと販売される焼き菓子で、ショーケースの中をみたら、ありました。 ホリデーデザートには赤い札。 商品名が「ストリベリー&クランベリーブリスバー」となっていました。 今年のブリスバーはちょっとスペシャルということですか。 三角形の生地の上にストロベリークリームチーズ。 ドライクランベリーとイチゴを散らし、ホワイトチョコレートまであしらわれ

          今年のブリスバーはちょっとスペシャル

          大久保トリアノン。洋菓子店の朝ご飯

          病院で定期検診。 採血をする日だったのだけど、ボクの体は血管が深いところにあるようで血管が見つからなくっていつも看護師さんが難儀するのね。 ところが今日の看護師さん。 あっという間に血管の位置を探り当て、プスッと成功。 なんだかうれしくなっちゃった。 大久保に用事があって、着いたらまだ10時ちょっと過ぎという時間。 朝食をとろうと「トリアノン」にやってくる。 高円寺に本店のある洋菓子屋さん。 中に入るとケーキのショウケースにケーキがズラリ。 ふじや不二家のケーキを上等にし

          大久保トリアノン。洋菓子店の朝ご飯

          サラサラのカレーにザクザクのカツ

          新宿の夜。 お腹があったまるなにかを食べたい…、と思案する。 食べごたえがあって、しかもお腹にスルスル入って行くようなもの。 ラーメンじゃない。そばでもなくてしかもちょっとスパイシーな物を食べたい。 それで思いついたのがモンスナック。 創業昭和39年。 紀伊國屋書店とともに歩んできたというのが売りで、けれど耐震補強工事を理由に2021年に閉店した。 そのときはスゴい騒ぎで、どこにこれほどのモンスナックファンが隠れていたんだろう…、と思うほどの行列が連日続いた。 閉店マニアと

          サラサラのカレーにザクザクのカツ

          雑煮の専門店ができました

          雑煮専門店が銀座にできた…、というのできてみた。 「銀座もちふじ」という店で、歌舞伎座の近くといえばわかりやすいですか。 銀座3丁目の昭和通りを超えたところのビルの地下。 雑煮専門なのは昼だけで、夜は居酒屋営業になるみたい。いわゆる二毛作的なお店でござった。 つきたての餅。 味噌の種類を選べる上に具材もカスタマイズできるというのが売りで、テーブルの上のタブレット端末を使って自分の食べたい雑煮を仕立てられるのは面白い。 白味噌仕立ての雑煮をもらった。 餅は一個。つき立

          雑煮の専門店ができました

          はいからうどんとハイカラ

          夜、ひさしぶりになか卯に来ました。 本当に小腹がすいたの。 お腹の隙間はほんのちょっとだけ。 お茶碗一杯分の何かをお腹に入れたくて、しかもできれば熱々でチュルチュルの何かがボクを猛烈に呼ぶ。 それでなか卯の「はいからうどん」にしようと思ったわけであります。 はいからうどんの並がたったの300円。 小盛りにすればなんと250円というありがたすぎる値段でいつもは小さなサイズの牛すき丼をつけたり唐揚げつけたりするのだけれど、今日のお腹はそれらを必要とせぬ状態だった。 それでポチッ

          はいからうどんとハイカラ

          サンドイッチをつまんで寿司つまむ

          銀座で軽く時間調整。小腹満たしに「待合室2」にくる。 昔は斜向かいに「待合室」という喫茶店があって、そこの支店で待合室2となのっていたのだけれど、1はなくなり2だけが残った。 案外そういう店は多くて、「新」はあってもその本店はなかったり、別館や新館があるのに本館がなかったりするお店がたまりあるのがたのしい。 名前に歴史ありって感じ。 女性ひとりでやってるお店。 女性ひとりでできる規模、できるメニューだからバタバタしてないところがステキ。 ハーフサイズのサンドイッチにコーヒ

          サンドイッチをつまんで寿司つまむ