鈴木 郁子(Ikuko Suzuki)
日々の思いや気づきを綴ったエッセイです。
女優の姿を通して、「ホンモノの大人とは?真の女性の美しさとは?」をお伝えしていきます。
ファッションに関するアドバイスをお届けします。
いつまでも夏のように暑い❗️と思っていたのが、 ついこの間なのに、 なんと突然冬になってしまった。 服はコーディネートが楽しい。 夏はとにかく涼しくいたいし、 冬の寒いのは好きじゃないので、 防寒に走ってしまう私。 唯一の重ね着OKの 春と秋が このところ無くなろうとしているようだ。 それなら、 気候変動に合わせて、 服の楽しみ方を 変えないといけないな、と ふと思う。 冬の小物、 ブーツや手袋、 ストール、マフラーを もっともっと 楽しもう❤️
こんな個人的なこと ここで書くのもって、 ちょっと思うんだけれど、 あまりにも本気なので、 書いちゃいます。 誕生日の東京から、 3回目の東京。 戻って参りました。 年齢なんて気にしないって 思っていたはずなのに、 『還暦』とは 自分の中で大きかったみたい。 さらに自由になったというか。 60歳から100歳、の 生き方をこの10年かけて 築いてきたんだなって、 目標を持たなかった この10年を結果的に 思ったりする。 もうここからは、 これまでとは全く違う、
Terence Conrad展で 見つけたことばです。 パリに住んでた大昔、 大好きなデパートの隣に まるで子どもの頃からの 私の夢を知っていて 並べているような ザ コンランショップ がありました。 インテリアというか ライフスタイルのお店です。 パリそのものが大好きで とにかく毎日街中を 歩き回っていたので (住まいはベッドとシャワーだけの屋根裏だったし) 毎週2回は行っていたかも しれません。 帰国する事になって 1番悲しかったのは “もうコンランショップに 来
今、東京にいます。 2拠点と言っても、 コロナ以降は、 広島時間の方が多いです。 だからこそ、 東京に来ると 感じる事が多いです。 それは、 広島と東京の違いというより 広島ではアウトプット 東京ではインプット をしている個人的な環境もあると 思います。 今回感じた事は、 アウトプット中も インプット中も、 熱中の時と 俯瞰の時が両方とも 大事だって事。 その視点変更は、 自分自身の意思で変えて。 東京では、 観たい 体験したい事あったら 全部いこうと思う。 今
いやいや、 君こそ自由に生きているではないか と言われそうだけれど 誰からも縛られていない、 というだけでなく 思い描いたものを その通りに作れるように なりたい、 という気持ち が爆発している。 この布はこんなふうに仕上げて この曲はこんなふうに歌えて って なかなか すごーく難しい。 それこそ、 時間的にも 人間関係的にも こんなに自由なのに 思い通りにならない。 ただ、 違う目的で通い始めた ピラティスで、歌の低音が出るようになったり 内からの 小さな
アトリエでは常にラジオ生活。 NHKFMでは、祝日になると「○○三昧」と題して あるアーティストの特集を半日以上じっくりと掘り起こす番組がある。 それが先日「竹内まりや三昧」だった。 30代の頃、それはそれはよく聴いていた。 子供のころ、歌謡曲や演歌などの流行歌で 人生の予測を刷り込まれたように、 30代では、日々の悩みや 恋愛の解決法のヒントは、 竹内まりやの曲の中に探していたかもしれない。 カラオケでなかなか上手く歌えないので、 最近ちょっと聴いていなかったけど。
何度か書いたことがある。 私には、食欲が少々欠けている。 そのために、 食事を作ってくれた方や 一緒に食べている方に 嬉しくない気持ちにさせてしまったことも あると思う。 ごめんなさい。 でも、 誰かと食べることは大好きだし、 (飲むのが?) 作ってくれるのは とても嬉しい。 いつだったか たぶん、 専門学校生の頃 「人間は口からしか栄養を摂れないんだ」と強く印象づけてくれた本を読んで、 それも、 線を引いたり、角を折ったり、追加文を余白に書いたりして。 それ
暑い暑いと言っても仕方ないから 極力言いたくないと いわば痩せ我慢風にしてたけれど、 いやー、暑かった。 もうずっと続くのかと 考えないようにしていたけれど、 ようやく昔の夏休みくらいの気温になってきた。 こんなに朝晩の外風が気持ちいいのか、とか 果物が美味しいのか、とか 感情が戻ってきた気がしています。 そうなると 数ヶ月寝ぼけていたような気になってきて 感情が普通で 元気なうちに とことんやりたいことから 熱量あげてやろう❣️ と 猛烈に思っていたりします
ある時ふと、気づいた。 ちょっとおしゃれな街を歩いていて、一際目立つ(私の中で)目にとめちゃう人って 視線が遠い。 キョロキョロなんかしていない。 目指す物がびしーっと決まっていて、 歩幅も大きく 迷いなく。 斜め上を睨んで、 前だけを見て 歩いている。 そんな空気 纏いたいな。 秋のはじまり。
「上手くできなくてもいい。でも、心の底からやりたいと思った事は気のすむまで続けよう」とは、常に私が思っていること。いや、そう考えて生きてきた訳ではないが、振り返ってみるとそんな風に思う。“心の底からやりたいこと”に正面から向き合えているのか。続けていくうちに起こる数々の問題を解決すること自体がやりたいことなのだ、と思えるのか。 34回目となるこの女優コラム。日本の女優第一号が、川上貞奴(1871~1946)。そしてテレビ女優第一号が、今回の女優・黒柳徹子さん。 テレビ放
不意なことから、福井駅前の公園で何かを売ることになった。 『ONE PARK FESTIVAL 2024』という今年で5回目のイベント会場の 無料で入場可能なエリアで、である。 いわゆる“フェス”初体験。 同級生の中にも(つまり、若者ではない)和モノの音楽フェスに 毎年のように参加したり、年に数回も休日をそれにあてたりしている友人がいるが、 基本的に屋外よりインドア派の私には、 その魅力がイマイチぴんと来ていなかった。 けれど今回、夏はじまりの頃のお誘いであったし、 誘
※この記事は195modèle公式サイト上で連載されていたコラムを再掲載したものです 東京のモノの整理をしていて 思い出した。 幼少の頃、 「おでかけ」には特別の スタイルがあって、 昭和な私は、 『白のバスケット』にベルベットの靴。 バスケットに入れるものは、 ままをまねして、 おさいふと、 ハンカチと、 大切な石とかシール。 帰りは疲れて抱っこされて 寝てたかもしれないけれど、 きっとバスケットは離さなかった? のかなー。 小学生になると ファンシーグッズのお店に 毎
会話中に、 今、会話は流れているけれど、 お互いの意味はちょっと違っているなって感じる事 たまにある。 それを正したり確認したり、 する時もあるけれど あえてそこにフォーカスせずに そのままにしておく事もある。 そんな場の多くは3人以上の時。 195レッスンのような ふたりだけの時は、 「ことばのいみ」の違いや 捉え方の違いがなぜ起こっているのか、 (または布の、服の捉え方の違いが) まで確認できるし その中でさらに お互いの今までのルーツが浮き彫りになったり
街のコンビニには、 コピーとか振り込みとか でしか行かないのですが、 先日前を通った時にちょうどドアが開いて、 ふと中を見たら 入り口に多品種の栄養ドリンク。 ああ、今この界隈で1番売れるのがこれなのかなって なんか思った。 とにかく毎日暑すぎるし、 夏休みも終わったし、で まず栄養ドリンク飲んで、 涼みながら中に入って何を買うのかなーと 想像した。 コンビニってきっと ふと手に取りやすい様に 陳列方法や 色やデザイン 考えているんだろうなって思うけれど、 なぜこ
常々、頭は柔らかくないとなー、と 思っているけれど、 気づくと大笑いの早とちりが多々ある。 大笑い、ならいいけれど 大喧嘩、は避けたい。 (早とちりからの喧嘩なんて最低だ) でも、 自分の知っている事でしか理解しないし、 知っている範囲で理解してしまう。 そうでありたい、と思う延長で 物事を理解する。 赤ちゃんは、 何も経験がないからずっと笑ってる。 経験って なんなのだろう。 正しい欲望の投影で、 正しく日々の物事を理解したい。 でも、 場合と人によって 正
今、東京にいます。 新宿の母校へ歩いて出勤できるように、と 私のベースになっている代々木という名の新宿。 (甲州街道のあっち側は新宿区、こっち側は渋谷区代々木) その西口から南口への界隈が、ずっと工事中。 広島から来るたびに、 工事の場所がちょっとずつ変わるから、 地下鉄からの出口が迷ったりする。 迷って大回りして 元に戻って、ふーっ。 でも今日思った。 これは、 もっと良くなろうとして加筆して 完成しない絵画のように 向上心 発展途上 と思えば、 大回りも楽し