映画は今も青春だが、もう少し短くならないかなあ
県民が選ぶ映画ベストテンの上映会に行ってきました。
今回は二宮和也主演の「ラーゲリより愛をこめて」とインドの娯楽アクション大作「RRR」。どちらも長編で133分と179分で合わせて5時間。
こちらは今や後期高齢者。これは体力が持つだろうかと思ったものの、映画は好きで若かりし頃は3本立てやオールナイトもよく見に行った。しかし最近は1本が長いーー3時間超もけっこうある。
昔は「ベンハー」や「十戒」など学校から総見で行ったものだが、間で休憩があったりした。
自由席で今のように入れ換えがなかったから、好きな映画は二回みたりもした。古き良き思い出 (笑)
ラーゲリより-ーは叔父がシベリアへ抑留されていたので見たかった映画だったが見逃していたし、RRRもインドのドタバタ劇はトルコへ行った時の機内でインド映画を見て以来で、初期の日本映画を思い出すようなストーリーやドタバタが面白いと思っていたので頑張ってみてみようと思って行った。
シベリアの強制収容所が、いかに過酷な状況だったかいろいろ見聞きすることはあるものの、寡黙だった叔父の青春期の惨い体験を重ねながら見ると涙が止まらなかった。
生きて帰ってきたものの人生観が変わるほどの事だったのだろう、シベリアでのことは一度も聞いたことがなかった。静かな優しい笑顔を思い出すのみ。
RRRは英国支配下の1920年頃のインドの様子や独立戦争への部族内外の関わり方など垣間見えて、それなりに面白くアクション、エンタメ、特撮盛りだくさんの映画だった。
わが町、わが地域は高知市内まで車で1時間、映画館が往時からいえば少くなったもののTOHOまで信号の少ない道を通れば思いついて1時間弱、予告編を見なければ45分wwで行ける田舎。
ライブや演劇は高知市内ではかなり限られるが、映画だけはあまり時間差なく観られる。
文化果つる地かもしれないが、、
今テレビの「名曲アルバム」で「シェルブールの雨傘」が流れている。思わずメロディーを口ずさむ。
カトリーヌドヌーブ、良かったなぁ。
フランス映画は独特のやわらかい大人っぽさもあって憧れたものだ。
そうだ、アランドロンやジャンポール•ベルモンドも大好きだった。
あ~あ、あれから幾星霜。
でも今回は5時間半の映画を見る体力がまだ残っているということで満足するとしょう。笑
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