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【怒り】の原因と対処 〜⛩🌈心理カウンセラービズ先生🌹の回答〜

怒りでお困りのご相談は少なくありませんので、まとめておきたいと思います。

■ポイント

まず、大きなポイントは以下の3点です。

  1. 情報不足

  2. 思うことと行動することは別にしておく

  3. 最善の行動を考える

これを踏まえて解説していきます。

■自分が正しい・他人が間違っている

怒りは正義感を元に発生することがほとんどです。
「自分が正しい」「自分の方が正しい」と思っているところほど怒りが発生しやすくなります。

■相手を下に見ている

自分が尊敬している相手や、上に見ている相手に怒りは発生しません。すなわち怒りを感じる相手のことは、無意識に自分よりも下に見ていることになります。

■怒りの本質

怒りは本来、安全を守るための感情です。危機感や不安感を元に発生します。なので、本来怒りが発生するのは健康です。
しかし、平和な世での怒りは、活躍の場が少なく、逆に周囲の人間から危険視されることからマイナス要素になってしまうことが多いでしょう。
現代における怒りの本質は、ほぼ「好き嫌い」を表すものになっていると言っていいのではと思います。

■とりあえずの対処法

怒りの対処で最も重要なのは「怒りが発生すること」と「怒りを表すこと」「怒りを行動に移すこと」を分けることです。
怒りが強く生きるのに苦しんでいらっしゃる方に、最初にしていただくことがこれになります。

①心の中で 「ムカつくーーーー!!!!」  「こいつ嫌いーーーー!!!!」と叫ぶ

②手を強く握ったり、動物の手(トラや龍)の形を模して強く握る

これが初期対応になります。まずはこれで怒りをおさめます。

■怒りをコントロールする

・怒りとは何か?
・怒りのとりあえずの対応を知る

これで「情報不足」「思うことと行動することは別にしておく」のスタートが切れました。ここから、怒りをコントロールするための対策を加えていきましょう。

怒りは「感じてOK」「思ってOK」けれど、「表情に出す」「行動に移す」は別です。
次にするべきこと、考えることが以下になります。

・最善の行動は何か?
・求められる行動は何か?
・求められている態度はどんなものか?
・考えられる最高の結果はどんなものか?
・その場で求められる最高の結果はどんなものか?

できればこれらを書き出してみましょう。

5W2Hで書き出せるのであれば更に良しです。

When:いつ
Where:どこで
Who:誰が
What:何を
Why:なぜ
How:どのように
How much:いくらくらいかけて(お金・労力)

また、怒りの表現は、相手の態度や行動を静止したり修正したりする内容が含まれることが多いのですが、これもポイントになります。

・自分が指導する立場や関係性か?
・自分はその人の責任者か?

これも自分に対して問いてみましょう。

■人は不足感がなければ動かない・学ぼうとしない

そもそも怒りを感じる相手とは「人としての相性が悪い」ということが言えます。また、私の心理カウンセラーとしての結論の最も大きいものに

【人は生理的な好き嫌いから逃れられない】


というものがあります。

生理的に好きな相手が何をしようとも「しょうがないな〜」と感じるのに、生理的に嫌いな相手がどんなにいいことをしても「なんかイヤ」と感じるでしょう。

自分も他人も「生理的な好き嫌い」を元に考え、感じ、行動しています。ここからは逃れようがありません。
なぜなら、人はそもそも、生理的に好きなものは正しいように見え、生理的に嫌いなものが間違っているように見えるようにできているからです。

すなわち、怒りを感じる人は、単純に「生理的に嫌いな人」ということを踏まえておきましょう。

そこに来てひとつ前の設問を考えてみましょう。

・自分が指導する立場や関係性か?
・自分はその人の責任者か?

人は生理的な好き嫌いをベースに考え、感じ、行動しています。
つまり、人は、教えて欲しい相手からしか知りたくありません。

更に、自分から見て、正しくない行動や態度を取っている相手は、本人として「問題ない」と思う行動や態度を取っています。不足を感じていないから学ぼうとしませんし、自分を変えようともしません。

さぁ、どうしたらいいのでしょうか?

ちなみに、人が変わる瞬間というのは、前提として困っているときに限られると言っても過言ではありません。
ストレスを感じていたり、しんどいときにしか、自分や自分の環境の調整に取り組もうとはしません。

つまり、困っているときしか学ぼうとしませんし、学びたい状態になければ学びません。重要な情報を受け取ったとしてもピンと来ません。

人が変わるというのは、相当な時間をかけて自己分析したり、環境を工夫したりなど、かなりの労力をかけて抜本的な変化をさせない限り変わりません。

■基本は「逃げる」

自分が怒りを感じる相手を修正したり指導するような声がけや関わりをするのが、怒りを消化するための行動になるかと思いますが、これがいかに無力で無駄な行動か、ここまで読んでくださった方ならうっすらわかり始めているのではないでしょうか?

「最善の行動」とな何なのでしょうか?

「最高の結果」とな何なのでしょうか?

コミュニケーションには、実はたくさんの選択肢があります。怒りに苦しめられる方の特徴に「選択肢が少ない」というものが見られます。

また、「正義を執行しなければならない」という信念に取り憑かれている方もいらっしゃいます。

「最善の行動」とは何なのでしょうか?

「最高の結果」とは何なのでしょうか?

これについて考えてみましょう。

怒りを感じる相手や環境に対して有効なのは、基本的に逃げることです。
物理的に逃げてもいいですし、内的、精神的に逃げるのもありです。

その他に思いつくことはありましたか?

答えの参考に私の考えを載せておきます。

■ビズ先生が考えること

どう考えても人間は知能が高い人が多いように思えません。なぜ絶滅しないのか不思議です。
言うならどんどん増えてます。これは何なのか?

おそらく私がわかっていないと私は考えます。私から見た感じ、知能の低い人は少なくないし、無駄なことばっかりやるし、ストレスフルだし、無駄ならまだしも、マイナスになることも一生懸命やったりします。

けれど、もっと大きな視点で見たら、何か必要な仕組みがあって、それで回っていると思うんです。多分。それを僕は知らないし、わからないんです。

だって、絶滅してないし、しかも増えてるわけですから。

私は、少なくとも自分が「わかっていない」と思っています。
心理カウンセラーですし、整体師ですし、占い師なんかもやっていますので、相談を持ちかけていただくこともあります。それに対してお答えすることもあります。

けれど、それは部分的なものであり、それで全てが解決するとは思いません。

おそらく人や世界の仕組みには何かあるのでしょう。それを私はわかりません。

だから、所詮わからない自分なりに、せめて自分に合わせられる範囲では合わせてあげる。できるだけ好きなものは与えてあげたいし、合わないものからは逃げておく。

怒りやストレスを感じる相手をやっつけられるならやっつけるし、離れられないなら離れられないで、距離や空間を分ける。いろんな方法を試す。

それと同時に、自分を強くします。たぶん自分さえ強ければストレスにやられません。自分が強くて選べる立場なら、きっとへっちゃらです。そうでないからストレスを感じるのだろうし、怒りも出ます。つまり、自分が甘いから、弱いから、足りないから自分が困ってる。

そう考えると「逃げる」って、すごく有効な感じがします。

「自分がわかっていない」「自分が足りていない」

こう考えていくと、怒りからは距離を置けるのではないでしょうか?少なくとも私はずいぶん怒りと距離を置くことができたように思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ポイントは3つでした。

  1. 情報不足

  2. 思うことと行動することは別にしておく

  3. 最善の行動を考える

新たな情報はありましたか?
分けることが有効だと理解していただけましたか?
最善の行動を考えることで選択肢を増やすことが大切と知れましたか?

怒りで困っているというご相談がたまにありますので、まとめておきました。ぜひ参考になさってください。

最後に

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