No,249.手段が目的化になる危険性-目標を見失うことで本末転倒になる-
はじめに
個人的なことになりますが、いつも物事(目標)に向かうときには、手段が目的化しないように意識しています。
社会人でも学生でも言われたことがあると思います。
「お前、手段が目的になっていないか?」
手段が目的?なにそれ?と初めて聞いた人もいるだろう。
改めて説明します。
手段が目的化とは
例として、結婚をしていたらお金を稼いで家族を楽にしたいと思いますよね?
本来はお金を稼ぎ生活を豊かにしたいことが目的であったが、お金を稼ぐことが唯一の目的となり、そのために家族を犠牲にし自らの健康を害する。
本来の目的:生活を豊かにし、家族を支える
手段が目的化:お金を稼ぐこと
本来の目的から逸脱していますよね?
そこから見えるもの
どんな人でも、聞いてみれば目標や抱負に向かって歩んでいる。
逆にない人はかなり心が疲弊しているとも言えますが‥
目標は人それぞれです。
仕事で成功を収める、家族を支える、健康維持など目標を持つことは生活にとって重要なものだろう。
考えないといけないのは目標に向かう途中で、手段が目的化してしまうことです。
気を付ける点と対策
くどいようですが、何かを達成するための手段が、その目的自体よりも優先されてしまう現象を「手段が目的化する」と言います。
この状態では、本来の目的から逸脱し手段が目的として追求されてしまいます。
その結果、長期的な幸福感や持続可能性に影響を与えるといわれている。(木を見て森を見ず)
手段が目的化しないための考え方とアプローチを考察
1. 目的を明確にする
自分の行動や決定が何のためにあるのか、目的を明確する。
例えば、仕事で成功を収めることが目標であれば、その成功が何を実現するための手段であるかを考え、目的を忘れずに行動することが重要だろう。
2. バランスを保つ
目的を追求する際に、他の重要な要素を犠牲にしないように心掛ける。
例えば、仕事の成功を追求するときに家族や健康を犠牲にすることは避ける。
3. 意識的な選択をする
日常生活で意識的な選択をすることが大切です。手段が目的化していないかを自己評価し(内省)、必要に応じて調整を行う。
さいごに(そこから見えるもの)
目的が手段化することで、目標を見失うことは「羅針盤がない」のと同じ。
結果的に羅針盤が無いと人は目的や価値の方向感覚を失い、手段が目的化してしまうだろう。
目的と手段を理解し、バランスを取りながら進む。
常に手段が目的化する可能性に気をつけ、意識的に行動するしかないのかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございます(^^♪
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