7年間で見つけた今年のやりたいことリストの作り方完全版
みなさんあけましておめでとうございます!
年末年始のお休みはいかがお過ごしでしょうか。
普段は仕事で忙しい人も、年末年始には1年を振り返ってみて今年の目標を立てたり、新しいことを始めるきっかけにしている人も多いかと思います。
年末には1年の振り返りテンプレの記事もご紹介させていただきましたが、今回のテーマは新年らしくやりたいことリストを作る方法です。
こちらも新卒の時から7年間様々な試行錯誤をして、ある程度自分なりの「型」ができたので
今年ことしっかりやりたいことリストを作ってみたい!
毎年やりたいことリストを作ってもあまり達成できないものになってしまう
やりたいことリストで思いつく幅を広げたい
という方はぜひ試してみていただけると嬉しいです!
1. 使うフォーマットを決める
今回のやりたいことリストは、最終的に普段ご自身が使っているメモアプリや手帳など普段よく見る場所に書いてもらうのが一番だと思っています。
ただ、特に決まったフォーマットが無い方や普段Notionを使っている方はスワンさんが作成されたやりたいことリストテンプレートをベースに作っていただけるといいかと思います。私もテンプレートとやり方はこちらの動画をかなり参考にさせてもらっています🙏
2. 60個やりたいことリストを書くことを目標にする
多くのやりたいことリストの作成記事では100個書いてみる、というのも多いかと思います。その中でなぜ60個なのか?理由は、2つあります。
1. 半分以上は達成できるリストにすることで毎年継続できる
私の過去の7年間でのやりたいことリスト作成経験では、毎年その中で達成できるのは大体30-40個くらいです。なので100個書いてしまうと、達成できなかったものの方が多くなってしまい、「もうリスト書いても結局できないからいいや」とやめてしまう理由にもなります。
なので60個にすると、半分以上達成できることが多いので一部のできなかったことが「積み残しのやりたいこと」に翌年持ち越せます。
2. 自分の関心ごとの変化に気づける
先ほどやりたいことリストの中で毎年達成できるのは30-40個ほどと言いましたが、これは単純にできる数がそれくらいという話だけではなく、実はリストの半分くらいは年の途中で見ると「あまりやりたいことではなくなったもの」「環境や趣味・嗜好の変化でやることが難しいもの」になったりします。
ただしこれは年初の時点で、どれが自分が本当にやりたいことかはわからないものです。一方で1年でも自分の興味関心はどんどん変わっていくので、その中でやれたものが何か?というのは自分を知る大事なヒントになるのでぜひ意識的に多くリストアップしてみてください。
3. やりたいことリストを書く前に、昨年の自分の人生の輪の各テーマを自己採点する
ここで早速やりたいことリストを書き出す前に、もう一段階準備をしましょう。「やりたいことリストを60個書いて」くださいと言われるだけだと、どうしても今関心のあるテーマややりたいと頭に浮かんでいることに集中してしまいます。
そのため、自分の昨年を1年を振り返り、自分の人生に関わるあらゆるテーマについて自己採点をすることで、より広いテーマでのやりたいことを考えることができます。
自己採点のやり方として人生の輪を活用します。これは、サクセス・モチベーション・インスティチュート(SMI)の創始者ポール J. マイヤー氏が提唱したもので、自分の人生を構成する8つの主なテーマの名前をつけ、それぞれのエリアに円の中心から線を引き、内側から外側に向けて、1(満足度が低い)から10(満足度が高い)の目盛りをつけます。
それぞれのテーマを採点して、全ての結果を点で結ぶと自分が昨年うまくいった分野とうまくいってない分野、来年はより時間を使いたい、取り組みたいと思える分野に気づけると思います。
4. 自己採点と来年時間を使いたいテーマを意識して60個やりたいことリストを書きだす
ここまで来て、やっとやりたいことリストを書きます!(ここまで読んでくださった皆さんありがとうございます笑)
先ほどの人生の輪のテーマがあるだけでだいぶ書きやすいかなと思いますが、ここでいくつかポイントをお伝えしますので、意識しながら書き出してみてください。
1. 1年後にできそうなものにする
人生でやりたいことリストではないので、達成までに数年・数十年かかりそうなものは避ける。(これは別途ぜひ人生のやりたいことリストを今回と同じ要領で書いてみてください)
2. 達成できる粒度(1日、数日、数ヶ月)に偏りがないかチェックする
達成に時間がかかりすぎるものばかりだと、なかなかチェックリストが前に進まず継続するモチベーションが下がってしまうので、「XXのお店にいく」「新しいアーティストの曲を聴く」などちょっとやってみたいけどできてないことレベルも盛り込んでみてください。
3. 年の途中で足すのも◎
年の途中で足すのも◎なので、今すぐ60個だしきれない場合は途中でやめても大丈夫です。ただ数十個書いてくると自分の奥底でやりたいと思ってたことも出てくるので、頑張って書いてみると思わぬものに出会えるかもしれません。
4. 習慣や大事にしたい価値観もいれて良い
「いつもご機嫌でいる」などマインドセットや習慣的なものも書いてOKです。やりたいことリストに入れることで定期的に意識することができるので。ただし、この割合が多すぎるとチェックリスト的に達成経験を感じられないので数個に収めるのをお勧めします。
これらを意識しても、なかなか思いつかない、、!という方は以下の問いに答えてみながらやりたいことリストを考えてみてください。
5. やりたいことリストの実行月を記入する
こちらは1. 使うフォーマットのところでご紹介したスワンさんのテンプレートでも含まれている内容になりますが、1-3月くらいにできそうなやりたいことリストを決めて、実行月を書いていきます。それ以外にも季節のイベントや、年初の時点でやる時期が決まりそうなもの(資格試験など)も記入できると良いです。
6. 定期的に振り返る習慣をつける
月1のカレンダーのタスクに「やりたいことリストを振り返る」を設定する、毎月X日はやりたいことリストを見る習慣をつけるなど、自分が振り返りやすいタイミングを決めるのが大切です。
慣れてきたら電車に乗っている時や、やりたいことリストに書いたことを達成した時など、都度都度思い出したタイミングでリストを読み返してみるとその時その時での気づきが多いと思います。
できるだけ思い出したら振り返れる状況にするためにも、スマホのメモやNotionなどのアプリ、Docsやスプレッドシートなどすぐアクセスできるところにデータを保存しておくことをオススメします。
7. 年末に達成率を振り返る
ちょうど今から1年後に、やりたいことリストがどれくらい達成できたかを振り返る時間をとってみましょう。やれなかったリストに関しては、関心がなくなったものはskipし、来年もやりたいと思えるものは翌年のリストに持ち越していく整理ができると、1年でできなかったことも、いつかどこかのタイミングでできるときが来ると思います。
ちなみに、わたしは2018年からやりたいことリストを続けていて、2024年でやっとやりたいと再度リストに入れ直したものもありますので、やりたいことリストが溜まってきたら過去skipしたものも見返してみてください。
以上です!皆さんがこの記事を通じて素敵な自分だけのやりたいことリストを作れたら嬉しいです。
おまけ 2024年は自分の心のケア・成長もやりたいことリストに入れてみませんか?
ここまで読んでいただきありがとうございます。最後に少し宣伝させてください。
今回のnoteの中でもご紹介した「人生の輪」ですが、実は海外のフォーマットでは8つのテーマの中では「精神性」というものが入ってきます。(身体の「健康」は別立てで入っています)
精神性という言葉には、宗教的な内容も入ってきますし、メンタルヘルスのような自分の心のケアも含まれています。
最近はwell-beingというキーワードもよく耳にする機会が日本でも増えていますが、自分の心をケアする、メンタルに関する知識をつける、トレーニングするという観点でやりたいことリストに含まれていることは少ないのかなと思います。
今年は心身を整えて 仕事のパフォーマンスを上げたい
今年はポジティブな感情が多く感じられて、心地よい日々を過ごしたい
メンタルに関する知識を学んで、プライベートでも仕事でも自分の感情をうまく扱えるようになりたい
もし、上記のような想いを持っている方がいればぜひ一度Awarefyを使ってみていただきたいです。
マインドフルネスの音声ガイドから、毎日のコンディションを把握するチェックイン、チェックアウト、嬉しかったこと、悲しかったことなど感情が動いた時に書くコラム、認知行動療法をベースとした学習プログラムなど複数の機能があるので自分に合った心を整える方法を見つけてみて、やりたいことに全力で向き合える健やかな1年を過ごしていただけたら嬉しいです!
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