今年のマイノートをふりかえる
2020年がおわっちゃう。
いつも年末になると振り返るものがあります。
それがマイノートです。
マイノートとは?
ただの無地ノートに自分の思ったことや、やりたいこと、買いたいものなどを書きなぐっているノートです。
今は手帳術やノート術なんかを紹介した書籍もでたりしているので、聞いたことがある人もいるのではないかなと思います。
私が書き始めたキッカケはOURHOMEのemiさんです。
ブロガーから有名になられて、今は会社経営をされている方なのですが、沢山の書籍も出されていて、その中の一冊でマイノートの本があります。
その本が出版される前から、マイノートのすすめみたいなブログを書かれていて、それに興味をもって始めました。
emiさんはお片付けや整理整頓のエキスパートなのですが、そのアイデアや考え方が素晴らしいなあと思っていました。
今では、かばん、家具などもオリジナルで開発されています。
そのアイデアが生まれるのに、マイノートが役立っているとのことだったのです。
それ以前から、手帳にメモをかいたり、まとめたりということをしていました。でも、自分の中でしっくりしない感じが続いていました。
でも、emiさん流のマイノートルールをとりいれ、少しずつ自分流にカスタムしていたら2016年から4年間ずっと、自然に生活にとりいれられていました。
現在ノートは13冊目が終わるところです。
どういう効果がある?
自分が普段感じていること、考えていることがよくわかるようになります。
どういうものが好きなのか。
どういうものに惹かれるのか。
どういうことが苦手で引っかかってしまうのか。
どういうことを思考しているのか。
自己対話するのに、とても活躍しています。
「事実」と「感じたこと」を書く
書き方は、日付をかいて、そこに事実と感じたことを書きます。
それだけです。
私は毎日書くという訳でもないし、書く時間も決めていません。
日記みたいに、毎日書くという縛りみたいなのが、とても窮屈に感じてしまうタイプなので、感じたときに書くのが非常に生活にはまっています。
日記だと、「子供がご飯食べなくて嫌だった。」と書きます。
事実と感じたことを書くと、「子供がキュウリを食べなかった。残されて嫌な気持ちになった。」
同じようにみえますが、子供も私も悪くないということが客観的にわかりますし、そこからキュウリを次使うときはどうしようかなと考えることにもなります。
仕事のことも、こういう風に小さな気づきをアイデアにすることができるのだと思います。
emiさんも、日々の小さな困ったことからヒントを得て、オリジナル商品を作られているとブログで紹介されていました。
一応、見返すことが前提のノートなので、その時にすべてを解決しなくてもいいし、記録として残しておくということです。
そうすると、いつか困っていることを解決するヒントの糸口につながりやすくなります。
もやもやしたこととかも、紙に書いてみるだけですっきりしたり、あんまりたいしたことではないなと思えたりします。
私は、「あ、これスキ。」とか「気になる。」って感じたらノートに書く。
「なんかもやもやするー。ちょっとノートに書いてみよう。」
という風に書き始めることが多いです。
ジャンル別にかかない
私はそう感じています。
たとえば、買い物記録とかレシピとか感じたこととかジャンルごとに分けた方が見やすそうですよね?
でも実際に書くと、私たちは日々いろいろなことを考えているので、ジャンルごとにまとめていたらキリがないのです。
まとめることに疲れてしまって、もうやーめたとなるぐらいなら、わけないで続けていくことの方が有意義かなと思います。
特に好きなジャンルがある場合は、それだけをまとめるとかの方がいいかなと思います。
私も前はまとめたい派というか、わけないと気が済まないタイプでしたが、わけるのをやめたら楽になりました。
まとめておきたいもの、残しておきたいものは、evernoteというアプリに残すようにしています。
デジタルで残すと検索できるのが良いと思います。
きれいにかかない
目的によりますが、きれいに書くために時間をとられるのだったら、自分がわかればいいのできれいに書く必要はないと思います。
きれいなノートや手帳をsnsにアップされている方は、そういうことが本当に好きなのだと思います。
でも私はそこまでは出来ないタイプです。
それを見て「素敵!」と思ったけれど、続かなくて挫折するくらいなら、きれいにかかなくていいやと思っています。
誰に見せるわけでもないので、続いているのかなと思っています。
こんなひとにおススメします
なんとなくもやもやしてしまう。
なんとなく不安を感じてしまう。
何が好きかわからない。
自己分析したい。
そんな方はノートに書いてみると、少しスッキリするかもしれません。
誰かに見せるわけではないので、自分の本音を書くことができます。
私はnoteに自分の素直な気持ちを書こうと思ったのに、最初の方はやっぱりできなくて、そのことをマイノートに書きました。
「noteにうまく文章がかけない。本当は素直に書きたいけれど、ちゃんと書かなきゃと思っている。」
なんで素直に書けないんだろうと考えると、スキがもらえるかどうかを気にしているんだなーとか。
他のすごいスキもらってる方が羨ましいんだなーとか。
ちゃんとした文章を書かないと認められないと思っているんだなとか。
果ては、snsで成果をださないなら、やる意味がないとさえ思っているんだなーということがわかりました。
日々、もやもやすることはあれど、自分の本音をじっくりじっくり見ると、すこーしもやが晴れていくような気がします。
そして、年末にノートを見返すことで、今年一年の自分はどんなことをして、どんな風に考えたのかがよくわかります。
そして、他人から見たらちょっとずつだろうけれど、自分では何もしていないと感じているけれど、ノートを見返すと進歩しているなあと感じられます。
書き始めたころのノートを見ると、「そんなこと考えていたんだ。」と思います。
私は不安やもやもやが多いタイプだったのですが、ノートを続けてきて、4年前よりもだいぶ落ち込んだりすることがなくなったなあと感じています。
考え方はすぐに変わることはないけれど、少しづつ変わります。
自分とちょっと仲良くなれる、そんな気がします。
また来年も、こそこそマイノートを続けていこうと思っています。