「いい親」でいるよりも「素直な親」でいたい理由
子供と過ごす毎日。
どうしてもイライラしてしまう瞬間があります。
予想外の行動や、なかなか思い通りにいかないことが続くと、怒らないでいるのは正直難しい。
だから私は、「怒らないこと」よりも「怒った後にどう行動するか」を大事にしています。
例えば、冷静になってから、子供と向き合い抱きしめて話す。
「悲しかった」「こうしてくれると嬉しい」と、私の感情ベースで伝えることを心がける、など。
とはいえ、怒ってしまった後の自分にふと恥ずかしくなることもしばしば。
冷静になってから振り返ると、相手はまだ小さな子供。
子供相手にここまでイライラするなんて、自分が大人げないように感じたり、つい素直に謝れなかったりすることもあります。
感情を隠すことのデメリット
怒ってしまった自分に対する恥ずかしさから、子供と向き合わず、日常会話に戻るなんてこともありました。
そうやって怒ったことをなかったことにすれば、一時的には気まずさが解消されるような気がします。
でも、ふとした瞬間に「本当にこれで良かったのかな?」と違和感が残るんですよね。
もしかしたら、子供も「どうして怒られたのか」や「ママはどうして機嫌が悪かったのか」と、わからないまま不安な気持ちでいるかもしれない。
自分自身も、嫌だと思った感情を整理してあげないと、ストレスとして溜まっていくだけなんですよね。
だから少しずつですが、怒った後に自分の気持ちを伝えることを意識するようになりました。
「さっきはごめんね、ちょっとイライラしてしまったんだ」と言葉にしてみる。
怒りすぎてしまったとしても、あとで気持ちを共有することで、子供にとっても安心感につながるのではないかと思うようになりました。
素直でいることが親子の信頼を深める
うちの息子は3歳ですが、「僕、嬉しい」「これが悲しかったんだよ」と自分の気持ちを話してくれることが増えた気がします。
完璧な親でなくても、ありのままの気持ちを伝えることで、子供も安心して「自分の気持ちを表現してもいいんだ」と思えるのではないかと改めて感じました。
最後に
こんなこと言ってますが、怒らない日なんてありません(笑)
まだまだ自己嫌悪に陥ることもたくさんあります。
よそのお母さんを見ていると、よくそんな優しくいられるなあ…なんてしみじみ思ったり。
それでも過去の自分と比べたら「完璧な親でいなければ」と肩肘を張らずにいられるようになったことで、少しは余裕をもって子育てができるようになった気がします。
私が素直でいることで、子供も「いつも完璧じゃなくていいんだ」と感じてくれたらいいなと思いました。
まだまだ子育ては始まったばかり。子供と一緒に成長していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!