見出し画像

今週の読書録(2024.3.17)


もふもふ:犬猫まみれの短編集

朱野帰子さんの「昨日もキーボードがめちゃくちゃになりました」目当てで手に取りました。
詳細は朱野さんの記事にも記載がありますが『わたし、定時で帰ります。』番外編ということでおなじみのキャラクターも登場します。

リモートワーク必須の理由のひとつが猫。
猫を中心に過ごす毎日は、苦労の合間にやりがいもうかがえる。

時系列としては『わたし、定時で帰ります。』3冊目の後なので、主人公は恐らくこれから出る4冊目で登場回数が増えるのかもしれません。
お気に入りの作品が早く読みたくなる短編でした。


レイアウトは期日までに

碧野圭さんの新たなお仕事小説『レイアウトは期日までに』は、書籍デザイナーに焦点を当てた作品。

装丁は本を選ぶきっかけとなる一つの要素。
著者、ストーリーにひかれる以外にも、ひとめぼれでの購入。
本とのご縁ができるきっかけの一つです。

ある日突然、仕事を失ったら?
タイミングよく憧れの人と仕事ができるチャンスを見つけたら?
この辺りはフィクションならではですが、女性のフリーランスで時折耳にする取引先とのトラブルも含め経験者の方であれば共感できる内容もあるかもしれません。

契約を切られた崖っぷちデザイナー × 毀誉褒貶激しい天才装丁家
同い年27歳、凸凹の二人が新大久保に事務所を設立
最強パートナー爆誕⁈

職を失った赤池めぐみが就職したのは、天才、気まぐれと噂話の絶えない業界の有名人・桐生青のところだった。
憧れていた同年代のスターと一緒に仕事ができると胸がはずんだめぐみが直面したのは、机なしパソコンなし、迫りくる納期と催促の電話、修正に次ぐ修正……。
そして、大きなプロジェクトの依頼が二人に届く。
果たして、二人の仕事は? デザイン事務所と未来は?

累計50万部超
『書店ガール』シリーズ著者が
明日への希望を込めて贈る
令和版お仕事バディ小説

Amazon紹介より


新しい教え方の教科書 Z世代の部下を持ったら読む本

『新しい教え方の教科書』は、同僚からすすめられた1冊です。

「最近の若いのは…」、昔から言われ続けたセリフらしいです。
いつの時代も部下や後輩との円滑なコミュニケーションや良い関係づくりは課題の一つ。

読み進める中で、強くうなづくエピソードもあり、興味深く一気読みしてしまいました。
多様性の尊重が叫ばれる時代、従来よりも寄り添う対応が重要視されているように感じていました。
この本の中で記載されている以下の内容は特に納得感がありました。

  • 問題は一緒に考えて再発防止

  • 丁寧に一から十まで教える

上司や先輩として、教える導くというよりも一緒に成長していく気持ちが必要かもしれないと感じた一冊です。

これからの上司に求められるのは
とにかくZ世代のパフォーマンスを高めることだ!

これからの上司に必要なのは、Z世代を的確にマネジメントする能力――そう言っても過言ではないほど、すでに欠かすことのできない戦力になりつつあるZ世代。
しかし、依然としてZ世代への関わり方に悩むマネジメント層は多い。
そこで本書では、元中学・高校教師で、17,000名以上のZ世代社員への指導実績を誇る研修講師が、Z世代特有の価値観や彼らを動かすコツを解説。
彼らの考えを理解し、パフォーマンスを高めることで、組織やチームを円滑に運営していきましょう。

令和のマネジメント層の必読書――まさに「新しい教え方の教科書」です。

Amazon紹介より

いいなと思ったら応援しよう!

春賀
サポートして頂けると嬉しいです。あなたの応援が励みになります♪

この記事が参加している募集