【詩】落ち葉
怒りの先にあるのは
洗濯機のように
攪拌され
濃縮された
洗濯物が
きれいになって
そよ風とともに
乾くのなら
それがいい
許すことのできない
銃弾の一発の後に
ジャブのように
パンチを繰り出される
目の黒いところを
突き刺すように見る
やられても
やり返さない
人権を踏みにじられた
いや
だたそう思っているだけ
かもしれない
感情はスピードメーターのように
速く遅く止まることがない
相手のペースに巻き込まれるのは
時間の無駄だとわかりながら
メーターはまだ動いている
こんなことをされても
我慢をしなければならないのか
心の奥の声が出そうになる
秋に落ちてそのままの落ち葉を拾い
手の上に置く
自分はこんな落ち葉のようなのか
穴が開くほど落ち葉を見た
その後に
深呼吸をして
そんなことを考えるのは
止めよう
もし
人の扱いを受けていないと感じても
自分が自分を認め
相手の土俵には乗らない
自然と
どちらが滑稽か見えてくる
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