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抑うつを晴らすついでに、健康的に10kg痩せた男の話

ニートはいきなり筋トレをしだす。
古来から伝わる言葉です。

戯言はおいといて、実際うつ病者には運動が推奨されていますし、
私のような自律神経を崩した人間も運動が推奨されています。

それくらいに運動というのは最高の健康法なのです。

今日は元陸上ガチオタクの私が、ぶくぶく太ってから10㎏痩せた話をさせてください。



何もない毎日に目標を

卒業後、無職になり気力もなく、なんとなくだけどなんとか生きていました。焦燥感や罪悪感にかられながらも何も動かなくなった自分はもうなにもできないと本気で思いそうになっていました。(思ってはなかった)
20代前半で人生諦めんなよって話です。

(でもこれは伝えたくて。
本当に追い詰められると視野が狭まって心の体力もなくなって
自分は何もできないと錯覚しだすんですよね。
だから、身近な元気ない人を変に責めないで上げてください。
視野を広げるお話を自然な形でしてあげてください。)

と、まあ目標も何もない毎日でした。
そんな日々の中で、あるきっかけ(秘密)があってダイエットしてみようかなとなりました。
ニートが急に筋トレし始めました。


ダイエットにおいて意識していたこと

原則は「カロリー収支をマイナスにする」

痩せるために必要なことは「カロリー収支がマイナスである」
これだけです。
これさえできていれば次郎系ラーメン食ってても痩せます。

このとき

「毎日の収支をマイナスにしよう!」

となるひとはダイエットやめます。
継続するには0,100で考えてはいけません。
20くらいから、人によっては5くらいから低空飛行を始め、習慣化したら
60や70を目指してあげていき、それを維持することが重要です。

毎日を収支マイナスにしようとして、ヘルシーな鶏むね肉ばかり食べて二度と焼き肉たべません、ケーキ食べませんなんていっていたら何の罰ゲームでしょうか。

なので私は単位を「日」ではなく「月」で見ていました。
たくさん食べる日があってもいいんです。
その分運動したり、決めた分の食事の工夫をこなせばいい。
自分を追い詰め過ぎず、飛び続けいられる位置をひたすら飛びましょう。

私にとってその位置は
「毎月1kgやせよう」
という目標として現れました。

毎月1kgならワンチャンできそうじゃないですか?
でもこれ3か月やれば3㎏痩せてます。3㎏痩せたら大抵の人は体に変化ができます。するとうれしくてダイエットが楽しくなってきます。
こうなれば楽勝です。最初に決めた大目標までじっくり続けましょう。

ダイエットを始めた次の月。
体重を測定すると間違いなく1㎏以上の減少がありました。
目標が作れず久しく達成感というものを味わっていなかったため、
本当にうれしかったことを覚えています。
しっかり目標を持つことがいかに大切かということに改めて気づきました。
多分若返りの効果もありそう(まじ)

敵を知ろう

我らの敵、体脂肪はどのように討伐することが正解なのか。
それは先ほど書いたようにカロリー収支のマイナスです。
それさえ達成すれば勝手に減っていきます。

では、
マイナスにもっていくにはどうしたらいいか?
という疑問に辿り着きます。

この答えはいたって単純で、「食事制限して運動をする」です。

残念ながら、楽して痩せる方法なんて無いんやで
多少は我慢や努力が必要なんやで

そのために、最初から0,100から考えず低空飛行で始めてほしいという話を先にしました。

運動も腹筋毎日100回しなくていいです。
(そもそもダイエットのためなら効率が悪いからしなくていい)
10分散歩するくらいからでいいです。5分でもいいです。
朝ごはんだけ調べたヘルシーレシピに変えてみる。
毎日食べていたデザートを週5に変えてみる。

なんでもいいから一つずつ小さく、自分の習慣を目標達成のための向きにもっていくことが大切です。

こうなってくると、本当の敵は「体脂肪」ではなく「自分」
なんですね。結局ね。
体脂肪だってエネルギー貯蔵してるだけで悪気ないもんね。

補助的な知識

ダイエットの方法論を調べると、やはり人気なのは楽に痩せる方法です。
そもそもそんなものはないですが、人間というのは楽な方がいいと思うので
これが普通です。

このサプリがいい、この漢方がいい、やばいところまでいくとお尻から油がでるみたいなやばい海外薬品まであります。

「楽そう」非常に素敵な響きです。
一方で、なんのどの分野においても情弱ビジネスのカモをつるための言葉でもあったりします。
ビジネスとしての情報だけでなく、実践的なダイエットのための情報はいくらでも転がっています。
どうか響きのいい言葉に騙されず、堅実で健康に痩せれるダイエットをこれから頑張ろうとしている方には目指してほしいです。
楽して痩せてもどうせリバウンドします。

あと運動せず痩せても、脂肪を燃焼する筋肉と運動習慣がないので
基本的にリバウンドします。
運動から逃げる道はないですよ。

食事制限だけのダイエットは体の見映えもあまりよくないですしね。
運動から逃げないでね。


そんな意識で取り組んだダイエット結果

長期スパンでゆるく始めたダイエット。
一年がたつ頃には

68㎏  →   58㎏   

(´ω`*)

ええやん。
体脂肪率も30%から18%にまで落ちました。

私は元々陸上をほんきで取り組んでいたこともあるので、
運動面に関するアドバンテージはあったと思います。
ですが甘いものを爆食いしたくなるという
ディスアドバンテージももっていました。

ですが、ゆるく始めてこともあって今は甘いものを爆食いすることはありません。

ゆるく長く、堅実に取り組むことが一番の近道です。
皆さんこれが一番楽に痩せる方法です(残念ながら)。


残念とは言いましたが、そんなに苦しいものではないですよ。
なぜなら習慣化してからです。
あと目標を達成するという幸福感が、思ったよりも人間は好きです、
なんとなくゆるく始めていれば、いつのまにかダイエットもそんなに苦じゃなくなっていると思います。

まとめ:ダイエットに大切なこと4つ

①カロリー収支がマイナスでさえあれば次郎ラーメン食っても痩せる
②長期スパンでダイエット計画を考える
③運動をして痩せる
④食生活を見直す

ここでもやはり、①は前提として②~④を一気にやろうとしないことが大切です。できる範囲でどれかから小さく始めて一つずつ習慣にしていきましょう。

以上、私が10㎏痩せた時に意識していたことと、経験上大切だと思った4点でした。普通のことだらけだと思いますが、基本に忠実に頑張ってください。

おまけ

今日はこのことについて書こうと思っていたら、
ダイエット中の喋るキウイさんがほぼ同じようなことを話していました。
情報だらけのダイエット界隈ですが、この人の発信は堅実なダイエットのために参考になることだらけだと思います。あとショートが面白いです。




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