1つのことで人を評価しない
人間、なんでも二元論で判断したくなります。
どっちつかずの状態は気持ち悪いからです。
「これは白、これは黒」
「この人は良い人、この人は悪い人」
「この人は優秀、この人はダメ」
と判断してしまった方が、楽です。
施策や意思決定については、スタンスを取ることが求められます。そうしないと、物事が前に進みません。
しかし、人の評価だけは、1つのことで判断するべきではないと思います。
良いことも、悪いこともです。
1つのことで「この人は良い人、この人は悪い人」
「この人は優秀、この人はダメ」と評価するべきではありません。
仕事をする上では、1日の努力や、1日のアウトプットは、誤差の範囲です。
しかし、
・毎日どれだけ他の人や他の会社よりも良いアウトプットを出せるか
・毎日やり方をどのくらい改善出来るか
・毎日どのくらい挑戦出来るか
・毎日どのくらい学習出来るか、で
数ヶ月で見ると雲泥の差になります。
だからこそ、人の評価は行動を定点観測する必要があります。
1つの行動、1つの発言が、どんなに良かったとしても、どんなに悪かったとしても、それにひっぱられるべきではありません。
あくまで数ヶ月という長期のなかで、どれだけ業績に貢献している人か、どんなアウトプットを出している人か、周りにどんなポジティブな影響を与えているかで評価するべきです。
ついつい1つのことで人を評価したくなりますが、それは禁物です。