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相手の行動が変わって初めて指摘の意味がある

人とのコミュニケーションは、とても難しいと思います。

特に仕事においては、相手へのフィードバックをする場面が出てきます。


Housmartでは、あるべきコミュニケーションの姿を「相互理解に基づく勇気と思いやりを兼ね備えたコミュニケーション」と定めています。


正しいことを、発言することは大切です。
正しいことを発言したり、フィードバックすると、嫌われる可能性があるため、発言だけでも、タフな行為と言えます。

 

しかしフィードバックの目的は「相手の行動が変わること」です。

相手の行動が変わらなければ、フィードバックをしていないのと同じです。


相手の行動を変えるためには、そもそも相手と信頼関係を築く必要があります。

信頼関係がなければ、何を言っても相手に響きません。

「うっせぇな、コイツ」で終わりです。


信頼関係は、上司、部下であれば築けるというものではありません。

まずは自分自身が相手を信頼すること。

そして、その上で、人格、スキル、承認、自己開示、セルフマネジメント、実績、コミュニケーションの積み重ね、そういったものの総合芸術だと思います。


そして信頼関係を築いた上で、効果的にフィードバックをする必要があります。

フィードバックをする際には、内容、タイミング、シチュエーション、言い回しにも気を付ける必要があります。


正しいこと言うだけでは不十分で、相手に響かせないと意味がないと言えます。


一方で、そもそもフィードバックを受け入れる気がない人もいます。

克己心や、謙虚さがないと、フィードバックを受け入れることは出来ません。

フィードバックを受け入れられない人は、変わることが出来ない人なので、残念ながらベンチャーには向いていないと思います。

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