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算命学鑑定士が今年読んだ本の中でもおすすめの!!!
今年最後の投稿は本がテーマです。
今年もたくさん読みました。言葉に触れられる幸せを感じています。
有料コンテンツの中の話なので全てについては書けませんが某有名占星術の方もこれからの時代読書は欠かせないって仰っていまして。
私もそりゃあそうだろうよねって思っています。
金曜日の夜仙台の丸善に行ったらレジが行列。まだまだみんな本好きじゃん!ってホクホク顔で帰ってきました。
図書館もいいけれど、私は推しにお金が入るようにしたい。
北欧の図書館は本が借りられたポイントだけ作者にお金が入るようなシステムなんだとか。
それ実装してよと思っています。
さて。まずはこれから!
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ほんとそうなんですよね。この帯の言葉にもグッときます。お二人とも大好きな人。
結婚してもしなくても、私たちは結局ひとりを共に生きていく生き物なのだ。
非婚は結婚の否定ではない。人と違う生き方に大きな愛を贈ってくれる本。
去年一月の私はこう呟いています。
非婚を含めた多様性を認める社会を作るために、一人一人がもっと自分のことを語ろう。
どうやって生きるかは全部自分が決めていい。
本当に自分に言い聞かせているんですよね。
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韓国は日本よりもだいぶフェミニズムについて理解の深い人が多いと感じます。
私は女性の権利を声高に鼻息荒く語る女性のイメージが強すぎて、フェミニズムね。。。とちょっと距離をとりがちだったのです。
3月の私はこんなふうに呟いています。
女性のあり方を考えるということは本当にセンシティブで、丁寧に多角的に見ていくべきことです。私はそうではないから違う、とか、なんで、とか簡単に語れることでもないような。そして覚悟を持って話すことであるように思います。
東洋思想では陰陽は完全に分けて考えられており、それは男女についても当てはまるけれど、現在は中間、淡いの間にある人もどんどんはっきりと見えてきている。
もしかしたら人間が変化しているし、増えているとも言えるかもしれない。ちょっと壮大だけど本当に丁寧に検証していく時期が今もう来ているのかも。
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27人の若者の8月15日にまつわる記録がまとめられています。
しかしこれを3月に読んでいます(笑)。
夏休みの時期は駆け足で過ぎていくから、今年は少し立ち止まって考えたいって言っています。
だがしかし今年も駆け足で過ぎていきました。。。残念。
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このシリーズは10代でも読めるような構成にしてあるので密かにファンです。
5月の私の感想です。
自分と世界の間に立って考えることって、算命学でも占星術でも同じように必要なことに思っていて。どこに自分を置いて俯瞰するのかということなのだけれど、こういう様々な視点を持つことって大事なのでしょう。
能力で分けなくなる、、、はニューロダイバーシティという言葉がぼんやり浮かんでくるわけですが。
私は簡単にみんな違ってみんないいというあの言葉を使うことは好きではなくて。
使っている人自信は悪い気持ちで言っていないし、否定する気持ちもないのですが。
そもそもみんな違ってみんないい。ゴール!で話が終わるなんてちょっと冷たさと寂しさを感じてしまうのです。
その先が大切なのであって。
違ってもいいけれど、知ろうとしたり助け合って行こうよ、受け止められたらいいな。
(違ってもいいけど、受け入れられないっていうことが五万とあることをまずは受け止めたい。。。)
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これを読んだのは6月。
算命学をしていても思うけれど、宿命天中殺や異常干支など様々に普通について考えざるを得ない場面がたくさんある。
マイノリティの人たちはそんな自分に敏感だとも思っています。
一方この本はマジョリティ側はどうなんだろうねっていう視点の話。
今はむしろ多様性の時代と逆行している面が多いと思っていて。
それはマイノリティ、普通を意識するあまりに、大きな普通という枠に入ろうとする世界があるように感じるから。もしかしたら多様性に向かう過渡期で必要なことなのかもしれない。
でも、その普通にこだわったとき、人はしんどいんじゃないかなあって。
そして親のいいねを欲しい子どもたちになってしまっていないかなあって考えるのです。
私もすぐいいねってしちゃうし。
発達障害、神経発達症の人が困り感のある人たちだっていう定義があるのだったら、普通側の人もみんな困り感なんて持ってるんじゃないのかなっていう視点でもあります。
これを言語化されたものを読むのはとても面白いです。
本当にこれについてはまだ答えが出ません😢
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あえて今年の新作ではない方を選びましたが、今年は短歌に多く触れました。
ものすごくぐさっと刺さるんです。いい意味で。
私も算命学の歌人になりたいって本気で言ってます。
8月の私はこんな感想でした。
短歌のできる人って言葉の魔法使いなのではないかと思うくらいに、特別な言葉をぎゅっぎゅっと紡いでいるイメージがあります。
そして全部相手に会話で伝えたりしないのかなあと。
何でもは言わないのではないかなあと。
そんな風に想像して。。。
実は歌人さん2人のトーク会に行ったのです。
結果→歌人さんはめちゃくちゃ伝え上手でなんでも赤裸々に語ってくれます。
(そう言えば他の歌人さんのポッドキャストとか最高に面白いのです)
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つい最近読んだと思っていたら9月だったんですね(驚)。ええ〜。
老子から算命学に入った民としては外せないと思った一冊でした。
読みやすくてよかったですよね。
感想については記事に書いていますのでそちらを是非😊
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10月に読んだ本の中の一冊。
鳥羽先生は勝手に心の中で子育ての師匠と思っています。ちなみに彼はお子さんはいらっしゃらないようです。子育て経験よりも、子どもとどれだけ本気で関わって考えたか、が大事ということがよくわかるのです。
私もこれまでの本全てについて付箋の嵐、線引いては手帳にメモをしてきましたが、先日Xで、写経して一冊丸ごとノート丸写しという猛者を見かけました。
すごい。。。負けた。。。と思うと共に母親業ってそれだけみんなマジ!何だよなって拍手を送った次第です。
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Z世代と関わる機会を子どもたちを通して得た私はもう興味津々です。
武田ダニエルさんの本はとても刺激的で興味深くてやっぱり付箋だらけになります。
11月に読みました。
知らない世代のことを知ろうとする姿勢を持ちたいって思っています。
算命学に携わるならば世代、時代の変化は知っておかないと、大きな業を抱えるリスクがあるということだけは厳しく意識していたいです。
それと同時に生きてきた時代の中の自分をわかっていたいなって思っています。
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これはインスタグラムにあげたまま載せます。
今年も植本さんの本に胸を掴まれたままだったな。
なんかこう、生きている毎日と見えない部分の何かがちょっと交差するような機微の中で生きてるんだって、いつも思っていて、
今回の植本さんの本もまさにそんな部分のところを書かれているような気がしました。
そんなもの無くても、見過ごしていても大丈夫な人はそれで別にいいと思うけれど、
そうじゃない人だってこんな風にいる。
人との違いにあれやこれや言ってくる人も居るし、私も言いたくなることもあるけど、
それって意外と言う側の人は何もしていない空っぽのときだなって思う。
それについてとやかく言えるほど何か自分でやってる?って思うから、自分も気をつけないと。
だから文化というか音楽とか本とか、アートとか色んなものに手を伸ばしていたいなぁって、思うから母親業務だけっていうことが出来ないなってもう、諦めました🤣🤣🤣。
とにかくこの本は最後がすごかった。
こんなにどすんとくるのに、
「それはただの偶然」
マジか🤣
今年読んだ本のベスト10でした。
一番読んだのは古賀及子さんの本だと思いますが今回はあえて選んでいません。
でも、3冊とも激しく推せます。
(ただ、3冊からこの1冊!が選べなかっただけw)
言葉は普通に暮らしていたら触れられる数が限られています。
算命学に関わっていると、言葉を誰かに送り届ける側になります。
一番寄り添えて、ご相談者さんにとって必要な言葉を贈りたいですよね。
好きな本はそれぞれで大丈夫。
正直私の選んだ本は普通の本屋さんでは見かけないものも多いのです。
それでも推しの本屋さんから買う。
推しの作家さんの本を買う。
これは持っていないけれど禄存星の心チャレンジをしていると思っています(笑)。
もちろん東と中心の星を狙いつつです。
というわけで、年末年始は本の時間もおすすめです★
良いお年を〜〜〜。