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はじめての海外一人旅 inフィンランド ロバニエミで北極圏の博物館へ

今日はあいにくの雨。
せっかくのアパートメントデザインホテルなので、チェックアウトギリギリまで部屋で過ごす。
昨日スーパーで買っておいた食材でのんびり朝ごはん。

昨日摘んできたお花を見ながらネスカフェ飲んでゆっくりと。
スーパーで買ったみたレンチンして食べるスープも美味しかった。
イッタラのマグカップやグラスが使える!

窓の外の雨のロバニエミの街を眺めながらアイロンかけたり荷物整理したり。居心地の良さに、この部屋に住みたい!と思いつつも、あっという間にチェックアウトの時間に。部屋を離れるのが名残惜しかった。

その後は近くのショッピングモールへ。
先程まで部屋で使っていた生活雑貨ブランドのお店PENTIKが入っていて、店内をぐるぐる。

さっきまで使っていたお皿だ!
かわいい!

たくさん迷って、ベリー柄のシックなテーブルクロスなどを購入した。もっと欲しいのたくさんあったけど、これで精一杯。でもフィンランドに来て、北欧雑貨のお土産買えて嬉しい!

その後は歩いて、北極圏の歴史や自然が学べる博物館Arktikum へ向かう。その手前で、隣接する別の博物館らしき施設を見つけて入ってみることに。

子どもたちが木のおもちゃで遊んでいる

Pilkeという森林をテーマにした科学館のようだ。大きな吹き抜けが印象的な施設で、親子連れが多く訪れていた。

白樺が使われた壁のデザインもとっても素敵

北極圏地域の植生についてや、一人当たりが消費する紙の生産にどのくらいの森林の伐採が必要かなど。興味ど真ん中の展示ばかりで楽しい。
ビーズクッションでリラックスしながら、森の映像が見れる場所があったり、木を伐採するシミュレーションゲームに熱中している人がいたり。

フィンランドの植生分布の展示パネル

ふらっと立ち寄った場所で予想外に楽しんでしまった。

その後は目的地のArktikum へ。入場料は11ユーロ。
入り口のお姉さんに、「どこから来たの?」と聞かれたから、「日本!」と答えたら、「日本語勉強してるの」と言って、知っている日本語をいくつか披露してもらった。嬉しかった。

Arktikumでは、ラップランドの自然、動植物、サーミの文化などについての展示がある。また、シアターでラップランドの四季の美しい映像が楽しめ、冬の雪と氷の世界、そしてオーロラも体験してみたいと強く思わされた。

それから、展示室の中で、偶然の再会もあった。
「あなたは、もしかしてヘルシンキのHotel Finnにいましたか?」
突然声をかけられ、驚きつつも、Yesと答えると、なんと、数日前、ヘルシンキ滞在中、ホテルのエレベーターで一緒になり、一言二言言葉を交わした、ドイツからの旅行客だった。
「What’s a coincidence!」
ヘルシンキで出会って、ロバニエミで再会するなんて、すごい偶然だ。彼は、ヘルシンキからフィンランドを車で縦断してロバニエミまで来たのだという。ドライブ旅も楽しいだろうな。

見学後はカフェでケーキを食べた

それから、雨の日のArktikum裏手の植物園も少し歩いてみた。森の香りが日本とは違う。

昨日の白夜の光が噓のよう。でも雨の日の美しさもあった

その後は、ヘルシンキに戻るため、エアポートバスで空港に向かった。
バスが来てしまった!と思ってバス停まで走っていたら、運転手さんが「頑張って!」という笑顔でアイコンタクトして、私が間に合うようにバス停まで速度を落として運転し、乗せてくれた。優しいな。他のバスもみんなこんな感じで、東京との違いを感じる。

到着したロバニエミ空港はとてもこじんまりとしていた。

空港で荷物を預けた後、搭乗まで時間があったので、空港の外を散歩していた。すると、ベリーを発見、空港の敷地内でベリー摘みが出来るなんて!

ベリー美味しかった!

飛行機は、少し遅れてヘルシンキへと離陸。
フィンエアーでの1時間ほどの短いフライトだ。
ヘルシンキでは、友人と合流予定。

ヘルシンキに戻り、Airbnbで予約した、Kallio地区の宿へ。友人と合流して、部屋で遅めの夕食をとった。

こうして私のはじめての海外一人旅は終わった。
正直、もっともっと1人旅を続けたいと思うくらいだった。旅先で出会った人にも恵まれて、英語が話せれば、という場面が多々ありながらも、ほとんど話せない割には最大限楽しめたと思う。

明日からは、一人では味わえないようなヘルシンキを体験する予定。楽しみだ。



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