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”ちょっとした幸せ”を想った日

ワーママの朝は、忙しい。
夫と子どもを保育園へ送り出して、一息つく間もなく自分も出勤。出勤時間が貴重な一人時間、というのは全世界のワーママに共感してもらえるところなのではないかと密かに思っている(壮大な主語ですみません…)。

そんな貴重な一人時間を何に使うか。何にも使えないのだ。
なぜならわたしの職場は徒歩圏内にあるから……。
もちろん自宅と職場が近いのはメリットが多くて、わたしのワークライフバランスを維持するのに何役も買ってくれている(仕事柄、もちろんデメリットもあります)。
でもわたしの一人時間は、たとえば音楽を聴こうと思ってもJ-popなら数曲きいたところで終了となってしまうのだ。

それなのにわたしは、元来もつ「いろいろ試してみたい!」の気質が強いせいか、定期的にあることをやってみたくなる。
そう、耳活である。

耳活(みみかつ)とは、音声コンテンツを聴きながら、耳から情報を取り入れる活動です。音楽やトーク、オーディオブック、ポッドキャスト、インターネットラジオ、SNSの音声配信など、さまざまな音源を聴くことができます。

https://news.radiko.jp/article/edit/95389/

英語の勉強してみようかな!と思い立ってはポッドキャストを開いてみて、時事問題に強くなってみたいな!と思い立ってはポッドキャストを開く。

そして、飽きていく…

そんな(どんなだよ)わたしが最近気に入って聞いている番組があるので紹介させていただきたい。大好きなクリエイターさんなのです。

この、えながさん(https://www.instagram.com/___.enaga/?locale=ja_JP)のポッドキャストが、すごく良くて…。
元々InstagramやXでレシピを投稿されているのは知っていてフォローさせていただいていたのだけど、11月からポッドキャストも開始されたとのことで早速聞かせていただいた。

そしたら、まぁ〜〜良い!!!

可愛らしくて聞きやすい声、話されている内容もやさしくて朝からほっこりできるような、そんな番組。
毎回レシピを一つ紹介してくださるのですが、万年料理しないダラ母なわたしでも「これなら作れそうかも!」と思わせてくださるほどレシピ工程のイメージがしやすい。
この番組に出会ってから、まさに毎朝の通勤時間が「おいしい時間」に。

うっとりしながら聞いていた初回放送の「アップルパイ」。
このなかですごく、わたしの心に残ったことばがあったのでご紹介させていただきたい。
(ネタバレ?になっちゃうのかな…問題があれば削除するので、教えてください)

日々の中の日常って普通に過ぎていくんですけど、少しでも自分にとって幸せだなって思うことを見つけていって、それを積み重ねていくことが「あぁ、幸せだな」って思う

えながのおいしい時間 Chapter001「アップルパイ」より

このことばが、わたしのなかでキュン!と響いた。
これを聞いた時に、ふと思い出したのがその日の朝の出来事で。
夫に連れられて保育園へ行く子どもを玄関で見送りした時に、子どもが何気なくこう言ってくれたのだ。

おかあさん、いつもかわいがってくれてありがとう

もう、可愛がるのなんて当たり前なんですよ。明けない夜はないのと同じくらい当たり前に、わたしは子どもを愛している。
だから子どもから感謝される必要なんてない。
そうは思っていても、子どもの可愛い声でにっこり微笑んでこう言われた瞬間はすごく嬉しくて、「これが幸せってことなんだろうな」なんて噛み締めた朝だったのだ。
そんなタイミングで聞いた番組だったので、なんでもない平日の朝からついつい「ちょっとした幸せ」について想いを馳せてしまった。

わたしの「幸せ」って、たとえばこんな感じ。


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