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私と摂食障害~今振り返って思うこと~㊸

みなさん、こんばんは。今日は、私の摂食障害の経験を振り返ってみて、今思うこと その43について書きたいと思います。

私と摂食障害~今振り返って思うこと~㊷ ⇩

昨日は、

たまには(たまにしか出来ないと思いますので)、「数値」「マイルール」を吹っ飛ばして、今の「気持ち」に寄り添って行動してもいいのではないかと思います。摂食障害のみなさんは、多くの方々がいわゆる「完璧主義」ですから、それでタガが外れて暴走することは少ないと思いますので、そんなに心配することはありません。自分でブレーキをかけられますので。

ということを書きました。今日はその続きを書きたいと思います。

摂食障害が私にもたらしたもの⑰

摂食障害といえども「身体」は大切に、いたわるべき、ということ

摂食障害真っ只中の頃の私は、とにかく痩せることが最優先で、そのためにはどんなに疲れていても、過食嘔吐を完了しないと1日が終わりませんでした。時間が深夜にまで及んでも、納得するまで吐き切らなければ寝ることもできませんでした。

当然のことですが、毎日の寝不足に加えて、糖分不足もあってか常に眠たくて仕方がありませんでした。

ちょっと爪が伸びていたりすると、喉を掻き切ってしまい、血を吐くこともありました。

胃腸は結構丈夫だったようで、お腹をこわすことは滅多にありませんでしたが、身体は常に疲れ切っていて、頭の中も常に「食べること」でいっぱいで気が狂いそうでした。

そんな、心身共に疲れ切っているのに、当時通っていた医療機関に行くために電車に乗っても、座ることも寝ることも出来ませんでした。私にとって、電車で座ることや寝ることは「太ること」だったので、どんなに眠くても立っていた記憶があります。

当時は「痩せること」が「生きること」の全て、という思考だったので、「身体」を大切にとか、いたわるという発想はありませんでしたが、今振り返ってみると、最低限「歯」は大切にしていた方が良かった、と思っています。

寝不足や、手足の痺れ、極端な冷え性、喉の傷、だるさなどは、過食嘔吐をしなくなったり、栄養摂取が出来るようになればだいたい解消されますが、「歯」だけは一度ボロボロになってしまったら、後は抜くしかなくなってしまいます。

実際に、私はここ1年ちょっとの間に歯が2本抜けてしまいましたし(そのおかげで、たまにバナナチップを夜中にプチ過食することはやめることが出来ましたが)、大好きな焼き鳥の鳥の軟骨の食べることは控えざるを得なくなりました。

過食嘔吐自体をやめることは現実的ではありませんが、「歯」に限らず、過食嘔吐の後の「ケア」は出来るだけ怠らない方が良いのではないかと思います。

「歯」は大切に・・・私たちは「食べること」も好き(なはず)ですから。


今日もありがとうございます。


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kei
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