原田珠々華

記録

原田珠々華

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最近の記事

2022年もよろしくお願いします

お久しぶりになりました。 自宅待機期間を経て、PCR検査の結果も陰性でしたので2/5のカフェライブツアーから通常通りライブさせて頂きます。 沢山のご迷惑、ご心配をおかけ致しまして申し訳ございませんでした。 特に、カフェライブツアー仙台に来てくださる予定だった皆様。本当にすみません。 チケット払い戻しはじまっております。 よろしくお願い致します。 自宅待機期間中に、TikTokをまたはじめました! 私同じことを繰り返してるな〜と常々思うんだけど、、 それでも喜んでくれる方

    • 私の部屋は呪われている

      突然だが、私の部屋は呪われている。 お化けが出る、とかではない。 正確に言えば、私の部屋の中に設置されている防音室が呪われている。 思えばこの3ヶ月まったく曲が作れなかった。 この部屋に毎日入って、毎日何時間も机に向き合うものの、歌詞は浮かばずメロディは思いつかなかった。 こういうことはかなりの頻度でくるから困る。 昔ミュージシャンが、「何年も何年も書き続けているからネタがきれた」と言っていたが、私が言うにはいくらなんでも早すぎる。 まさにこれからというとき。 書

      • なにもない

        今日も何も出来なかった。 なにもない。 なんでもあるから、なにもない。 もう私はやりたいことも、やりたくないこともなんでも出来てしまう。 アルバイトをはじめた。 これからの為?お小遣い稼ぎ?欲しいものがある。 そんな感覚ではじめた。 やってみたら分かったけど、出来ることならアルバイトなんてやりたくない。 前日の夜、猛烈に行きたくないという感情が地獄の底から這い上がってくる。 行きたくないと思っても、明日が来ることは変わらない。究極行かなくてもいい。誰かが困るだけ。 大

        • Teenager

          高校生ラストワンマンライブ、「Teenager」無事終了しました。お越しくださったみなさん、配信をご覧くださったみなさん、本当にありがとうございました。 「Teenager」という新曲をつくりました。 Teenager 季節が巡ってもうすぐ2度目の春 君は可憐に身をくるんで あの頃描いた僕らは程遠くて 君だけが少しずつ進んで行った 僕はいつまで経っても諦めを知らず幼い目をしてた 君の長く黒い髪はもう都会の色に染まってた 幾つもの日々を超え 僕らは誰にもない本当の自分探

          照らされなくとも生きてる

          光合成 明け方のやさしい光の中 窓の外起きぬけの太陽と 眩しさが白く染まったこの街で 夢を見る暇もなく歩いてた 届きそうな人には自分を押し当て 嫌うことで保てた自分ならばいらない 纏う光 あと1ミリ手を伸ばして 掴める夢は星のよう 待とう光 照らされなくとも生きてる ここで息を吸って歌ってた 私だけ取り残されたような日々 毎日に少しずつ慣れていく この先は誰にも分からないよ 私にも分からない自分のこと 無くさないよう握ったあの日の自分を 逃げそうになる時だって 1度

          照らされなくとも生きてる

          『サイダー』とセルフライナーノーツのようななにか

          太陽に照らされ僕は 今日も頭がくらくらと 夏の蓋をあける時 弾けた泡と君の笑顔 この夏の招待状持って 君と僕は出会ったんだ 喉を通る痛み甘さが 混ざりあって僕を染めていくように ねぇ水色のプールに溶けていく 甘さ苦さ重ね大人になるんだ きっと 愛に溺れ恋心 夏の泡が喉を駆ける ヘッドフォンから鳴り止まない このハートビート 時のなか 月を見て今日も行かなくちゃ チャイムが鳴った午後6時 水色水面が揺らめいて 飲み干すサイダー 夏を叫んでいる 太陽に照らされ僕は 今日も

          『サイダー』とセルフライナーノーツのようななにか

          ねじが廻る音

          唐突ですが、みなさんは自分の現状に気づく事が出来ますか。 自分の周りで起こっている事ではなく、この場合「自分自身の中で起こっている事」を指します。 私は気づく事が出来ません。 その事を最近になって知りました。 悲しくて涙が出そうな時、「悲しい...」と思ったら堪えきれず涙が溢れて出てくるような気がしますが 私は、涙が出るまで自分の感情に気付けず、涙が溢れ出てはじめて「なんで泣いてるんだろう...あ、今こんな事があって悲しいのかもしれない」と思います。 今泣いてる意味

          ねじが廻る音

          18才

          Seventeenという曲を書き進めている。 毎年恒例となってきた年齢ソングだが、今年は1番時間がかかっている。 夢や希望が存分に溢れていたFifteen。 色々な理不尽に押しつぶされそうな行くあてのない怒りを込めて作ったSixteen。 そして、Seventeen。 17。その数字から動けなくなっていた。 自分が17才になれば。 想像で浮かんできたのは充実した毎日だった。 今でもそうだ。 うまくいかない事の中で少しの幸福に生かされている。 運を掴む事も立派な才

          やさしい音楽が好きになった

          やさしい音楽が好きになった。 ささやかな生活を肯定してくれるような、 特別な事は何も無い、そんな毎日を祝福してくれるかのような。 好きな人が聴いていた音楽は、どこか好きな人に似ていた。 その音楽が好きになればなるほど、好きな人の事が好きになった。 生活は続いていく。 当たり前のように。これが定めかのように。 ライブが無くなってから1ヶ月が経った。 もともと少し、自分と、そして自分の音楽としっかり向き合う時間が欲しいと思っていた。 それは誰にも言っておらず、ただ1

          やさしい音楽が好きになった

          「Sixteen」という曲を作る。

          私は、15歳最後の日に「Fifteen」という曲を作った。 シンガーソングライターとして、いざこれから頑張っていくぞという時慣れない曲作りをしながら、あまりの自分のセンスの無さに絶望した。 というか、自分に期待しすぎていた事を知った。 歌詞、うすっぺら。 かと言って難しいことが言いたいわけじゃない。 素直を言葉にすることはとても難しかった。 飾らない自分をさらけ出すことはとても恥ずかしかった。 私が15歳という年齢で1人で歌を歌うということ。 そこにきっと責任

          「Sixteen」という曲を作る。

          私達はもう少し頑張らなくてもいい

          ツアーも、残すはあと一公演。 福岡は食べ物が美味しかった。 広島は静かな夜の街にスーツケースを引きずる音だけが響いていた。 東京はどこかしらで音が鳴っている。 あの街には本当に沢山の人が四六時中いる。 聴こえたのは自分たちの足音だけ。 夜を独り占めした気持ちになった。 どの会場でライブをしても、優しさを感じるのは私だけなのだろうか。 きっと違う。 それは私の思い込みに過ぎず、実際ライブまで来てくれた人達が口を揃えて何故か「優しかった」と言う。 「初めて来たけど特典券を

          私達はもう少し頑張らなくてもいい

          女の子が大好きで、大嫌い。

          久しぶりにブログを書いてみます。 幼い頃から小説を書くことが好きで毎日のようにコピー用紙に物語を書き続けていました。 きっかけは、家族に褒めてもらえたから。 「自分でこんなに書けるなんてすごいね。才能があるんだね。」 家族はもうこんな言葉を言ったなんて全く覚えていないでしょう。でも、私にはいつまでもいつまでもその言葉が焼き付いて離れません。 嬉しかった。そこから自分が生み出すものが誰かから評価され、自分の価値を見出すようになりました。 そして、次第にブログというものを

          女の子が大好きで、大嫌い。