パン焼きへの道〜ついについに実践編
思い起こせばまだ雪深し2月から始まったパン焼きへの道。
季節は巡り初夏、ついに着手できました!
▽長い長い助走編はこちら▽
6月某日 AM11:00
朝から買い物を済ませ、掃除を済ませ、パン焼きに集中できる環境は整った。
お天道様もにっこり良い感じで私の新たな試みを応援されているよう!
初めてのパン焼きは幸栄さんの『でっかいパン』というレシピ本を教科書に。
「でっかい」に心惹かれがちな欲張りな私にとって、なんて素晴らしいパンなのでしょうか!
そしてこちらのレシピが素晴らしいのはなんとバターと卵を使わず、強力粉とちょっとのイーストでじっくりと発酵させて作れるというお手軽さ。
値上げの波が押し寄せる中、ありがたい…。涙
苦手な材料の軽量をササっと終えられ、生地がまとまってきました。
イースト菌のためでしょうか、やや酸っぱいような香りが漂います。
これがパンの生まれる匂いなのか。
この時点ではまだ水分量が多くもっちゃりとした生地。
10分ほど濡れ布巾の下で眠ってもらいます。
AM11:20
さあ、いよいよ憧れの白くてむっちりとした生地を捏ねるタイム!
とはいえ幸栄さんのレシピでは気負うことない3分捏ねを提唱されています。
生地を両手で折り畳んでは向こう側に押し出して…を3分ほど繰り返して、あっという間に捏ね終了。
ここからは一次発酵のため、3時間ほど暖かい場所に置いておきます。
PM3:30
…っっとのんびり過ごしてしまいました。
一次発酵中、気になっていた映画『ちょっと思い出しただけ』に見入っておりました。
前評判で聞いていた通り、俳優さん達の所作がとても自然で(水族館での秘密のデートがとても良かった)、エンドロールでボロボロ泣いてはnoteで皆さんの感想文を検索してまたボロボロボロ…と共感するほどまでにのめり込みました。
誰しもが恋愛でも夢でも何でもひたむきになった経験というものはその後の人生のちょっとした、いやでも強力な支えになるものだと改めて思います。
(映画『ラ・ラ・ランド』でも似たような感想を抱いた)
さて、私の人生に話を戻してパン焼き。
私がボロボロ泣いていた間、ふた回りほど成長していた生地が愛おしい。。
打ち粉を振った台に取り出して生地を丸め、20分ほどまたまたお休みしてもらいます。
PM4:00
パン焼きも佳境です。
ベンチタイムを経た生地をめん棒で楕円形に成形し、二次発酵で60分ほどスヤスヤスヤ。
PM4:30
発酵が終了し、パン焼きタイムです!
一回り大きくなった生地の表面にオリーブオイルを塗り、お塩をパラッと振りかけます。
人差し指で生地の底に届くほどの穴を開けたらオーブンへGO!
PM4:50
210℃で18分ほど焼いたら、、
で、できた〜〜〜!
形は不恰好ですが、味はおいしい!
卵もバターも使っていないの⁉︎と思うほど風味を感じます。
これはオリーブオイルに浸して食べたらおいしいやつ〜♪と実行するとヒット!
なんやかんやで3日ほどで平らげてしまいました。笑
◇
かくして私の初めてのパン焼きは無事に終了。
思っていた以上に簡単に焼けたので、これは近々、別のでっかいパンに挑戦するぞ!
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