永遠の中の一瞬を捉える
「止観」という言葉がある。
まずは止まって、心と身体を穏やかな状態に整える。
その状態で観察をするということ。
今この瞬間に集中し、自分の内側を観察する。
この瞬間、瞬間を切り取り、捉える。
それは、
この瞬間以外のことについて、、
今この瞬間以前の過去と、
今この瞬間以降の未来のことについて、
考えないこと、
意識しないこと、
想いを馳せないこと。
永遠の中の一瞬、「今」に集中し、
「この瞬間の今」を捉えていくことで、
客観的に冷静に観ることができる。
そうすることで、
見えてくるものがあるということ。
意識が過去や未来に分散しない分、
「この瞬間の今」をめいっぱい体験することができるということ。
それを体験する事、体験できる事自体、
また、
その瞬間を感じられる心と身体があるということに
有り難く感じてくる。
そうすると、
「この瞬間の今」に、
たくさんの奇跡を見ることができる。
今日も一瞬一瞬を、
大切に感じられる一日でありますように。