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健康になるのが怖い

僕は半年前にうつ病と診断され、休職しました。
その時のことはこの記事に書いてます。

そして半年たって今は、復職に向けて産業医の方と面談をし始めました。

先日1回目の面談を終え、その時に言われたのは、毎朝7時に起きて生活リズムを取り戻しましょう。お酒も控えましょう。

たったこれだけです。そして日々の生活をメモして翌週に持ってきてくださいと言われました。

僕もうつ病になってから、いろいろ苦しみながらもどうやったら前みたいに仕事ができるようになるか考えてきました。

ですが、今、健康になることへの抵抗感を感じてしまっています。

朝7時に起きて、散歩して、日中図書館とかで勉強して、夜はお酒を飲まずに寝る。という理想的な生活ができれば多分達成感も得られて、自信にも繋がると思います。でもなぜかできないんですよね。

そもそも規則正しい生活をしてこなかった

そもそもはこれもあります。僕は子供の頃から夜更かしで、朝も苦手、家を出なければならない5分前に起きて学校に行くような子供でした。

社会人になってからも外面だけは真面目ぶっていましたが、結構ずぼらな生活をしていたと思います。

ゲーム実況を見るのが大学生の頃から好きで、10年以上見ていますし、休日ずーっと見て、寝るときも見ながら寝てました。

朝起きたらスマホを見ながら身支度をし、スマホを見ながら出社、会社ではパソコンと向き合い、帰り道もスマホ、家帰ってからもご飯食べながらも風呂に入りながらもスマホ、寝る時もスマホ。。

完全にネット依存症ですね。おまけに寝酒ばかりしていたので、アルコールも依存しています。

そんな生活をしていたので、元に戻すどころか生活の大矯正チャレンジですね。

なので、そもそも普通の規則正しい生活というのが難しいというのはありました。でも、それだけではなかったんです。

健康になるのが怖い

僕がこの原因に気づいたのは、日々の生活リズムをメモしていた時です。

面談の次の日は朝7時に起きて散歩し、図書館に行って勉強や読書をして、夕方に運動をして、夜は12時前には酒も飲まずに寝ました。

これをメモした時に、完璧だなと思いました。なのに、不安になったんです。

これが健康を示す意思表示になる。健康になったら仕事に復帰しなければならない。仕事に復帰したらまたあの嫌なやつに嫌なこと言われる。。と被害妄想が始まってしまいました。

僕がうつ病と診断される時、自己申告でうつ病となりました。
もちろん医者から診断書を頂いたのですが、最後に休む(うつ病である)と決めたのは自分自身でした。詳しくはここに書いてます。

うつ病の診断書をもらう時、正直自分の体調がよく分かりませんでした。

頭痛がする。不安に襲われる。夜眠れない。やる気が起きない。だるい。でもこんなのは前々から感じていて、自分の中で限界を感じたところで診断書という形で証明をしてもらいました。

でも今、うつ病は治ったという診断書をもらい、復職に向けて面談をしていますが、復帰することを考えると、不安に襲われるし、夜も眠りずらい、やる気もないし、だるい。

だからといってうつ病の診断書をもらうか?と言われると、なんと答えていいか分かりません。

いつまでもこうしてはいられないな、というある意味ガッツで復職しようとしているので、不安定さは残っています。

だからこそ、規則正しい生活をできる自分、健康な自分になることに怖さを感じています。


うつ病というのは、人の心の病気のため客観的判断ができないので、本人が症状があるといえばあるし、ないと言えばない。

僕はもう自分の体調が分からなくなっています。単なる復職に対する恐怖で、規則正しい生活をすることを拒否してしまっているのか。

そもそも規則正しい生活をしてこなかった人間だから、本質的なものなのか、うつ病によるものなのか、深層心理的に復職への恐怖なのか。

結果として1週間程度生活して、7時起きできたのは最初の1日目だけでした。

ここまで自覚しているのに、それでもやはり頑張りたい自分と頑張りたくない自分が戦っています。

世の中の大多数もそうですよね。仕事が楽しくて楽しくて仕方ない人って少ないんじゃないですかね。なんとか自分に思い聞かせて、頑張りたい自分と頑張りたくない自分を戦わせているんじゃないですかね。

一旦、頑張りたくない自分が勝ってしまった僕は、またそのバランスを取れるように頑張らないといけないんですよね。

時間はかかると思いますが、1日一つでもいいから良くしていけたらと思っています。

例えばトイレや風呂に行くときはスマホを持っていかない。朝眠くても8時までには起きる。その分昼寝や夜早く寝る。散歩する。読書する。

新しい習慣を作る。頑張りたい自分を取り戻す。やるべきことはたくさんありますが、一歩ずつ頑張りたいと思います。

似たような境遇や、共感していただけた方のお話も聞いてみたいですね。

励まし合って、頑張っていけたらと思います。

それではまた明日!

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