【詩】Second Cherry blossoms
いつもの公園
桜が咲きはじめた
それは
きみに出会って
2度目の花びら
きみはぼくの
恋人じゃない
でも
大切な人
桜が咲いた日からずっと
仲間たちと
はじめて一緒に
出かけたBar
きみはすぐに
ぼくの好きな1杯を
言い当てた
あれから
季節を重ねて
きみは
ぼくの知らない
ぼくの悪いクセを
教えてくれた
抑えきれない
愚痴だって
聞いてくれた
はじめて
2人で話した夜
きみは
きみの初恋の人の
名前を教えてくれた
まだ
夜風が冷たい帰り道
今夜も一緒にBarを出て
またねと
歩き出すきみ
部屋まで
送らせてと
言ってもいいの
ぼくの気持ちに
きみはまだ気づかないの
気づかないふりをしてるの
陽の光の下
月の光の下
桜は咲く
ただ美しく
可憐な花びらは
ぼくの気持ちを
きっとわかってる
きみが
気づかないふりをしていても
☆☆ミニ作品解説とおしゃべり☆☆
桜が終わってしまう前に…と慌てて笑、作った作品です。
どこにでもあるような片思いの情景を詩にしました。
「きみ」はなかなか罪作りですね笑。
タイトルははじめは「2度目のCherry blossoms」
でしたが
結局「Second Cherry blossoms」になりました。
どちらのタイトルが「ぼく」に似合いますでしょうか。
この作品には著作権があります。
©︎2024松本アニー
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