【エッセイ(ミニ)】「喜び」はちょっと多めに
探し物があって本棚や書類を入れているボックスをゴソゴソとやっていたら古いおみくじがでてきました。
私は県内ではお参りをしないんですが、県外にプチ旅に行くと時間があれば神社に寄らせていただいて参拝、おみくじを引きます。嬉しいことが書かれているものはついつい持ち帰ってしまうのですが
3年ほど前にあるところで引いたおみくじに
なんと、起こって欲しくないことが書いてあって(><)
びっくりして読んですぐさま結び残して帰った…ということがありました(!)
ん〜…確か
「楽を極めたら苦しみが来る」
という事が書かれていたかな。
感謝を忘れていい気になりすぎてはいけません、
ということかもしれないけれど、文字を見た当時は怖かった笑。
私が今日まで歳を重ねてきてそれなりに感じていることは
おてんとさま(神さま)は誰にも
苦しみを与えたりしない、ということ。
私たちの目の前に起こる出来事を私たちが
「喜び」や「苦しみ」に感じ分けて
受け取っているだけなのではないか…と思うのですね。
でもそれでも
「喜怒哀楽」という感情をいただいた私たち。
せっかくですからぜんぶ使いましょう。
日々の中で苦しんだり、悲しいことに出会ってもたぶん大丈夫です。
それは「喜び」の感情のほうがちょっと多めにあると思うから。
「喜び」の感情を手放さなければやがてちゃんと嬉しいできごとがやってくるはず…と私は思っています。
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