特別支援学校「生活のための数学」
学校司書3年目の私は、特別支援学校に勤めていた。
読み聞かせは、主に小学部と中学部を中心にはいるのだが
高等部でもやったらいいと言ってくれて
教務主任の数学の授業の後半の15分での読み聞かせに入ることになった。
ある時、他のクラスの読み聞かせを終えて移動すると
まだ数学の授業が続いていた。
生徒たちの手元には、何やらプリントと、電卓と筆記用具。
(筆算ができなくても、計算の理屈がわかっているなら、電卓があればなんの問題もないと先生は私に教えてくれた。)
みんなの計算の答