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DCFM講座の修了テスト全100問の中で、登場回数が多い単語をテキストマイニングで抜き出してみた
私は、DCFMというマーケティングeラーニング講座の販促を担当しています。
DCFMは、アメリカの全米広告主協会(ANA)が認定する講座です。
マーケティング先進国であるアメリカの教材を日本語で学べるのは、日本ではこの講座だけです!
講座は、10科目を動画で学習した後に全100問の終了テストを受験します。修了テストで合格すると、資格認定になります。
今回は、そんなDCFM修了テスト全100問の中から、登場回数が多い単語をテキストマイニングで抜き出してみました。
すると、おもしろいくらいに大事なキーワードが抽出できました。
全100問の設問&回答をテキストマイニングツールに入力
今回の調査には、フリーのテキストマイニングツールを使いました。
ここに、100の設問と解答を全て入力(約8,000文字)すると、その中にある単語を自動で判別して結果を表示してくれました。
▼全体像はこんな感じ
![](https://assets.st-note.com/img/1640245126415-jW2EGB7kVl.png)
パっと目に入るのは、
eメール・顧客・roi・マーケティング・コールトゥアクション・・・
よく使う言葉が並んでる、という印象です。
スコア順に並べてみた
集計方法は、TF-IDF法という統計処理で出現頻度×重要度の掛け合わせ。
つまり、単に登場回数だけでなく、文脈の中で大事なものが上位になる集計です。
改めて、スコアが大きい順に並べると以下の結果でした。
第1位:eメール
第2位:顧客
第3位:roi【ROI(Return on Investment):投資利益率】
第4位:マーケティング
第5位:コールトゥアクション【CTA:行動喚起】
![](https://assets.st-note.com/img/1640245232619-N3c5WJQcVc.png)
出現頻度だと違う単語もランクイン
第1位:顧客
第2位:マーケティング
第3位:データ
第4位:すべて ※これはマーケ用語ではないですね
第5位:dm【DM:ここでは紙のダイレクトメールのこと】
![](https://assets.st-note.com/img/1640245361589-1r8wINV0VW.png)
スコア順と出現頻度順で比べると、多少違いがありますね。
これらはいずれもマーケティングでよく使う言葉なので、登場回数が多いのは当たり前かもしれません。ですが逆に言えば、マーケティングを学ぶ人は必ず押さえておくべき言葉でもあるなと思いました。
その意味では、抽出されたキーワードはとても的を得ていると感じました。
共起ネットワークで見てみると、おもしろい結果に
![](https://assets.st-note.com/img/1640245451334-rMIvTCuQwk.png)
共起ネットワークとは?
文章中に出現する単語の出現パターンが似たものを線で結んだ図です。出現数が多い語ほど大きく、また共起の程度が強いほど太い線で描画されます。
「商品」と一緒に使われる単語として、「オファー」や「ベネフィット」がいます。「オファー」の先には、「行動」と「コールトゥアクション」がいて、オファーで顧客の行動を後押しする、という構図がよくわかりますね。
▶note:オファーは単なる特典じゃない!
最後に、マーケターが知っておくべき用語TOP5
これまで出てきた単語の名から、私が思うTOP5を選びました👇
第1位:顧客
第2位:データ
第3位:eメール・DM
第4位:レスポンス
第5位:roi【ROI(Return on Investment):投資利益率】
このTOP5の単語を使って、「成果を生むマーケティングのコツ」を文章にして締めたいと思います。
<成果を生むマーケティングのコツ>
データを使って顧客を分類し、
ターゲット別にベネフィットとオファーを提供するeメールやDMを実施。
施策には必ずCTAを置き、
毎回のレスポンスはもちろんROIを含めた効果を測定・検証することで、
その精度を高めていく
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事を見て、マーケティングeラーニング講座DCFMに興味を持った方は、こちらの受講者インタビューをどうぞ!