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【詩】落ち葉の音


いつもある
ほんの今日の一日が
やりきれないほど遠すぎて 

思うようになりたい私を
思うようにいかない心が
眩しそうに見送るばかり 

もどかしい足踏みが
敷き詰められた
落ち葉の音を鳴らしている 

鮮やかに往く秋の日の
その明日は
何処いずこのほうかと 

心を見ては
空を見て 

すり抜ける時の風が
真っ直ぐに寒くなるのを
羨んでいる





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