【詩】葉桜
さらさらと過ぎる春風に
流される花びらの
儚さに立ち止まる
見上げれば青空に
背伸びしている葉桜が
もう次の季節を歩いている
慌ただしさに埋もれたままに
過ぎるより
樹々たちに
花々たちに
連れられて先へ行く
そんな心地でありたいと
若葉の緑に笑いかける
さらさらと過ぎる春風に
流される花びらの
儚さに立ち止まる
見上げれば青空に
背伸びしている葉桜が
もう次の季節を歩いている
慌ただしさに埋もれたままに
過ぎるより
樹々たちに
花々たちに
連れられて先へ行く
そんな心地でありたいと
若葉の緑に笑いかける