根深すぎる劣等感とコンプレックスの対処法とは?
見た目のコンプレックスは
想像以上に根深い。
婚活市場で、恋愛カウンセラーや相談所の仲人さんが、女性にこっそり教えてることが一つあるんですよ。
それが何かと言うと、「デブでハゲでチビの男は選んじゃダメ」というもの。
実はこの手の話は結構聞くのですが、初めて聞いたとき「すごい悪口やなぁ」と思ったものの、「でもまあそうでしょうね」と思いました。
これは、そういう見た目の男性を選んだらダメだという、ルッキズム系の話ではないんですよ。
そういう見た目の男性は、劣等感とコンプレックスが異常に強いことが大半だから、選んだらかなり苦労してしまうという意味で、選んではいけないということなんです。
太っているのは、痩せればいいだけなので、努力次第でなんとかなります。
しかし、薄毛と低身長に関しては、ほとんどの男性が異常なほどの劣等感とコンプレックスを抱えてしまうので、かなり根深い問題なんですよね。
そういえばジェイソン・ステイサムは、「俺に髪の毛は似合わねえ。俺はハゲてることに感謝してるぜ?」と言ってました。
なので、「ハゲていても、自己肯定感次第でなんとかなるんじゃないの?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
でもこれは、そんなに単純な話ではないのです。
ジェイソン・ステイサムは僕が思うに自己肯定感オバケなので、目指そうと思っても目指せる立ち位置にそもそもいないと思います。
僕はもう何年も前からAGAの薬を飲んでいますが、なぜ何年も服用しているのかと言うと、服用をやめたらたちまち薄毛になるし、髪を失った自分を自己肯定できる自信がないからです。
薬を飲み始めたきっかけって、それまで何年も悩んでいた薄毛の進行がひどくなったことで、クリニックに行ったことがきっかけでした。
当時はまだAGAクリニックでの治療が高かったので、ネットで調べてジェネリックを購入したのですが、2~3ヶ月も服用を続けていたら想像以上に毛が生えてきたんですよ。
それまで何年も気にしていた薄毛部分数カ所も、ほとんど気にならなくなりました。
恥ずかしい話、薬を飲む前の生活では、めかし込んで外に出かけないといけないとき、髪のセットにめちゃめちゃ時間がかかってたんです。
なぜかと言うと、薄毛部分を隠すために、髪をボリュームアップさせて隠すようなセットをしていたからです。
逆毛を入れるわ、スプレーでガッチガチに固めるわで、毎回結構な時間がかかっていたのですが、髪が生えてきてからは一切気にしなくなりました。
ほかにも、仲間内で話しているときとかに、頭髪に関する話題が出てきたらかなりソワソワすることが多かったのですが、それも一切気にしなくなりました。
薄毛と低身長は
コンプレックスになりやすい。
かなり話がズレてしまいましたが、男性の薄毛コンプレックスって、かなり深刻である場合が多いということをお伝えしたかったのです。
今、こうやって髪の話を平然とできていること自体、昔の僕からすると考えられないことだったんですよね。
髪が生えてからというもの、自分でも「長年苦しんだコンプレックスからようやく開放されたのだ」ということを、自覚せざると得ませんでした。
たとえるならHUNTER×HUNTERで、イルミが植え付けた針をキルアが見つけたシーンと同じぐらい、覚醒した感じがありました。
ていうか、今薄毛で悩んでいる人は、迷わずに薬飲めばいいやんと思います。
低身長も薄毛と同じで、多くの男性にとっては根深いコンプレックスの一つになります。
しかも低身長に関するコンプレックスは、基本的に物心ついてからずっと苛まれることになるので、ある意味薄毛よりも根深いものになってしまうかもしれません。
ちなみに僕にはY君という友人がいて、彼は信じられないぐらい女性にモテるのですが、身長が162cmなんですよ。
でも本人は、低身長であることにまったく劣等感もコンプレックスもなく、いつも自信満々です。
なぜなら彼もまた、ジェイソン・ステイサムと同じ、自己肯定感オバケだからです。
男性が劣等感と
コンプレックスを抱く
4つのものとは?
ほかにも、男性が劣等感とコンプレックスを抱きやすいものとして、「学歴・収入・仕事・社会的地位」の4つがあります。
仕事と社会的地位に関しては似ているようで異なりますから、どのような違いがあるか、簡単にお話させていただきます。
仕事に劣等感やコンプレックスがある人は、誰でもできる仕事しかできない自分や、やりがいや誇りを感じる仕事をしている人たちを羨ましく思う自分に対し、認めたくない気持ちを抱いています。
社会的地位に劣等感やコンプレックスがある人は、何者かになりたいのになれない自分や、こんなところで終わるはずがない自分に対して、認めたくない気持ちを抱いています。
とまあ、このような違いがあるわけですが、「学歴・収入・仕事・社会的地位」に劣等感とコンプレックスがある場合、薄毛や低身長の悩みよりもっと厄介になることが大半なんですよ。
なぜかと言うと、薄毛や低身長は、自分が望む基準を満たしたときに、コンプレックスから開放されます。
ずっと欲しかったものが、ようやく手に入ったからです。
4つのコンプレックスから
開放されない理由。
でも、「学歴・収入・仕事・社会的地位」の4つは、そういうわけにはいきません。
たとえば、学歴コンプレックスがある人だと、東大を卒業していても自分に満足していないんですよ。
でも「ハーバード出てるヤツとか、ケンブリッジ出てるヤツもいるし…」と思って、自分より上の学歴の人を引っ張り出してくるんですよね。
言うまでもなく、収入も仕事も社会的地位も、全部同じです。
どれだけ稼いでも、どんなに認められる仕事をしても、どれだけ偉くなっても、それより上を求めてしまうということです。
基本的に女性って、自分の内面や闇に目を向けて乗り越えようとする人が多い傾向にあります。
何かしら劣等感やコンプレックスがあったのだとしても、自力で乗り越える人は自分でなんとかしちゃうんですよ。
でも男性の多くは、自分の内面や闇に目を向けるケースが少ないので、劣等感とコンプレックスを肥大化させてしまいます。
その結果、年々こじらせ具合が酷くなるというケースがよくあるのです。
こじらせてる人が
自分の闇を手放すには?
なので、劣等感やコンプレックスが強い男性だと、女性よりはるかにこじらせた人が多くなるのですが、そういう人が自分の闇を手放す方法はあるのでしょうか?
それこそ、その方法を書こうとしたら本一冊が完成してしまうレベルになってしまいます。
でも一番効果的な方法はあって、最終的には「自覚させること」なんですよ。
基本的に劣等感やコンプレックスが強い人って、今の自分を死んでも認めたがらないんですよね。
そして、認めたくない気持ちの大きさに比例して、劣等感やコンプレックスを感じている対象のものを強化しようとします。
それはハリボテの自分を強化することになり、そうすると、自己評価ばかりがどんどん高くなります。
具体的な事例を出すと、狭いコミュニティの中で威張り散らしてる人っているじゃないですか。
いわゆる井の中の蛙状態なわけですが、本人はその狭いコミュニティの中から出たがらないんです。
なぜ出ないのかと言うと、出てしまったが最後、上には上がいることが現実問題として降り掛かってくるからです。
上の人を目の当たりにしたら威張ることができないし、だから、狭いコミュニティの中でふんぞり返ってる方が、都合が良いんですよね。
そのような相手に今の自分を自覚させるには、どうすればいいのか?
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