うつ病とパニック障害の違いについて
こんにちは、はみだしチャンネルOgawaです。普段はStandfmで音声・ラジオを配信しています。この記事の元となった配信を最後に紹介しています。ぜひ声を聞いてみてくださいね。
今日は、うつ病とパニック障害の違いについて、私の体験談をもとにお話ししたいと思います。このテーマにしたのは、前回の動画でパニック障害の経験談や治療法を語ったところ、コメントで「うつ病とは異なるのでしょうか」という質問をいただいたからです。
その方は、仕事のストレスやパワハラで眠れなくなり、環境を変えてうつ回避をしているということでした。まず、その方の行動は非常に素晴らしいと思います。
ストレッサーから離れることは、メンタルヘルスにとって一番重要なことですからね。
うつ病とは
それでは、うつ病とパニック障害の違いについて説明していきます。まず、うつ病とはどういうものかというと、気分が落ち込んだりやる気が出なかったりする状態です。憂鬱な気分が長く続き、興味や喜びを感じられなくなります。以下のような症状があります。
気分が低下し、悲しくて苦しい
興味や喜びを感じられなくなる
睡眠障害や食欲不振
疲労感や倦怠感
自己評価が低く罪悪感や劣等感を抱く
集中力や判断力が低下する
自殺について考えるようになる
これらの症状が2週間以上続く場合は、うつ病と診断されることが多いです。
パニック障害とは
次に、パニック障害とはどういうものかというと、突然の発作や強い不安、恐怖を感じることを示します。パニック発作と呼ばれるものは、以下のような身体的な症状を伴います。
動悸や胸の圧迫感
呼吸困難や過呼吸
発汗やほてり
震えやめまい
吐き気や手足のしびれ
現実感の喪失や乖離感
これらの症状が1か月以上続く場合は、パニック障害と診断されることが多いです。
うつ病とパニック障害の関係
では、うつ病とパニック障害はどう関係しているのでしょうか。実は、同じ原因で両方の症状が出ることもあります。例えば、職場でパワハラを受けた場合、睡眠障害などのうつ的な症状だけでなく、声を荒げられたりすることでパニック発作を起こすこともあります。
また、パワハラを受けていた時期の記憶がフラッシュバックするような場面に出会った場合も、不安や恐怖を感じる可能性があります。このように、同じストレスが原因で、うつ病とパニック障害の両方の症状が出ることがあるのです。
しかし、うつ病とパニック障害は別の病気として分類されています。精神疾患の分類には、アメリカの精神医学会が制定したDSMと、WHOが国際的に作ったICDという2つの基準があります。
その中で、うつ病は気分障害やうつ性障害というカテゴリーに、パニック障害は不安障害やパニック性障害というカテゴリーに分けられています。
もちろん、時代や文化によって病気の呼び方や意味合いは変わっていくものですが、現時点ではこのように区別されています。
まとめ
今日は、うつ病とパニック障害の違いについて、私の体験談をもとにお話ししました。うつ病とパニック障害は、同じ原因で両方の症状が出ることもありますが、別の病気として分類されています。
それぞれに対応する治療法や薬も違いますので、自分の状態に合わせて専門家に相談することが大切です。今日のメインテーマは以上です。
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