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世界の都市の思い出

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今まで行った都市の思い出をまとめています。
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フランクフルト(ドイツ)の思い出

フランクフルト(ドイツ)の思い出

ライン都市同盟の中心地でもあり、EUの金融中心地でもあるフランクフルトは現代と中世が融和した不思議な街だった。

雨の中歩く

旅行の時には大体晴天に恵まれるが、この時は運悪く雨だった。EUの金融中心地らしい錚々たるビル群の中を抜けながらやや不安になった。確かにすごいビル群だけれど、ドイツは第二次大戦で街を壊されているし、あまり私の好むような古い街並みは残されていないのではないか…ビル街を抜けて旧

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ナント(フランス)の思い出

ナント(フランス)の思い出

先日悲しい火事のニュースで話題になったナント。訪れた事がある街の一つで、あの美しい教会が被害にあったのかと思うと胸が痛む。あの教会以外にも様々な見所があったので紹介したいと思う。

OKKOホテル過去の記事でも紹介した、ラウンジが素敵なOKKOホテルがこのナントにもある。

ナントに滞在する一番の決め手はこの宿だった。

このホテルの魅力は24時間空いているラウンジだ。時差ぼけの治らない日本からの

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ブラチスラヴァ(スロバキア)の思い出①

ブラチスラヴァ(スロバキア)の思い出①

ウィーンからバスで1時間。世界で最も近い他国の首都であるブラチスラヴァはウィーンの女主人マリア・テレジアにゆかりの深い街だった

ヨーロッパ各都市を結ぶ格安バスヨーロッパには有名都市を結ぶ「FLIX BUS」と言うバスがある。格安と言ってもそれほど危険な感じもせず、鉄道で行くより時間の自由が効くので好んで使っている。車内で(揺れと戦いながらいれることにはなるが)コーヒーなどが飲めるところも気に入っ

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ロワール古城めぐりの思い出

ロワール古城めぐりの思い出

シャルトル大聖堂のあと、バスでロワールの古城を巡った。

シャンボール城中の二重螺旋の階段はレオナルドダヴィンチが作ったと言う説があるそうだ。外側のコンスタンティノープルの街並みを模したと言う装飾はちょっとゴテゴテした印象を与える。

凝った造りだが、フランスに風土に合わなかったらしく、長く打ち捨てられていた上にフランス革命で調度品は全て持ち去られてしまっていると説明があった。

シュノンソー城川

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カンヌ(フランス)の思い出

カンヌ(フランス)の思い出

カンヌと言えば映画祭だが、権威的なものに疑いの眼差しを向けてしまう性質のある私は、あまりこの街に良い感情を抱いていなかった。だが、行ってみるとその意外な景色にすっかり惚れ込んでしまった。

OKKOホテルカンヌの駅から3分ほどのところにあるのだが、このホテルが大変良かった。

客室のデザインもさることながら、最上階にある24時間いつでも使っていいラウンジが本当に最高だった。カンヌ駅前の趣のある街並

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ベトナム・ホイアンの思い出〜日本人とも馴染みが深いランタンの街〜

ベトナム・ホイアンの思い出〜日本人とも馴染みが深いランタンの街〜

国内の次には距離の近い海外への旅行が解禁になりそうである。ベトナムは二度行った。ホーチミン、ハノイ、そしてホイアン。中でもベトナムの美しさを堪能できたのはベトナム中部の町ホイアンだった

かつて日本人街もあった古く趣のある街並み朱印船貿易の頃日本人街があったらしく、今はもう建物は残っていないものの記念碑などがありかつての繁栄を伝えている。古い中華風の街並みに熱帯の鮮やかな色彩の花が咲いている様はな

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