【双裸玉】金桂歩。 22.05.28.
金桂歩。
先日、徳田四段のデビュー戦の相手が偉大なる峰王尊師だったようです。結果はまだ見てないのですが、おそらく尊師がプロの貫録を見せつけたのではないかと予想しています。
今回は淡々と詰む感じです。
初手▲2六桂は▽2五玉で詰まないので頭金一発。難しいのは4手目▽2四玉で、代わりに▽2六玉や▽1四玉を選ぶと以下の手順で早詰になります。
▽2六玉 ▲3八桂 ▽3七玉 ▲4九桂 ▽4七玉 ▲5七金
▽3六玉 ▲4六金 ▽2五玉 ▲3五金 ▽1六玉 ▲2六金
▽1七玉 ▲2八金 まで17手早詰
▽1四玉 ▲2六桂 ▽2五玉 ▲3五金 ▽2六玉 ▲3六金打
▽1六玉 ▲1七歩 ▽同 玉 ▲1八歩 ▽同 玉 ▲2八金
▽1九玉 ▲2九金 まで17手早詰
桂の網を張ってから▲3五金を入れると、もう上部には逃げられません。
3五金と3八桂の包囲網は意外と強力ですね。
あとは歩で叩いて金を打つだけです。
初形図では金桂歩しか持ってませんでしたが、意外とこんな詰み筋もあるんだなぁと思いました。
スペシャルサンクス
窪田義行(空気から整えていく 環境派)峰王尊師:拙エレベーター詰に対して ”詐術的印象を与える” と迚も心温まる難癖を拝賜し、双裸玉を探索する契機を頂戴致しました
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