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前書き 右手から冷たい北風が吹き抜け、 左手から暖かな太陽が照らす。 北風に背を向けて、 …
俳句 川映る 流れる雲や ゆらぐ今 女郎蜘蛛 巣の真ん中で 冬を待つ 木守柿 行き先告げ…
俳句 天高く 入道雲を 置き忘れ 秋風や 枯れ葉を連れて 鳴らすかな 残暑でも めぐる季…
俳句 葉落ちて 足のうらにも 秋の音 落ちた葉の 音のなかに 立っている 詩 道に落ち葉…
俳句 法師蝉 暑さ飛び立つ 響きかな 吹く風が 止まらぬ汗を ふいてゆき 詩 午後三時 …
俳句 百年の 時をつなぐや 夏の蝶 詩 夏の暑さから逃れて 森の遊歩道を歩く 大きな木立…
俳句 炎天や 回りて落ちる 花の音 詩 炎天の朝の中を 汗拭きながら歩いてる 耳にはイヤホンをして 音楽を聴いている 学校のフェンス越しに 白花が咲く木が見える 通りすぎるその時に 木から白花がちぎれ 音が止まる クルクルと回り落ち その一瞬に魅せられる 地面に落ちる音がして 音楽が流れだす
俳句 蝉しぐれ 耳に響くや 待ち遠し 蜂の音 蝉に負けじと ブンブンと 水筒の 水滴るや…
俳句 遅咲きや 五輪だけでも さくらかな 夕暮の 野に映えるのは ラベンダー しだれ花 …
俳句 菜の花よ 夜空の星よ 埋め尽くせ 息を吸う 春の匂いは 何処からか 曇り空 膨らむ…
俳句 寒風や 吹き荒れる音 山白く 着ぶくれて 温まらぬは 胸の奥 ストーブや か…
*はじめに 明けましておめでとうございます。 noteも3年目になりました。 お読みいただき感…
* 俳句を作りました。 今回は三句です。詩を添えました。 * 小春日に 黄蝶が舞うや 児ら…
* 俳句を作りました。 一年前に同じ時候で俳句を作ってました。 なので、其の二とします。 今回は二句です。詩を添えました。 * 俳句 枯尾花 白く靡くや 独り川辺に 立冬や 虫鳴く声も 淋しけり 詩 静まり返った散歩道 耳の奥まで透き通り 遠く冬鵙が響いてる 川辺に一本の枯れ芒 白い尾花が風に靡き 川の流れに合わせてる 寂しく響く虫の声 淋しさ募る僕がいる